■ 一般向け情報
無線通信システム 高信頼制御通信 無線通信システムの研究では,通常の電波はもちろん光(赤外線,可視光)や音(超音波)の通信もターゲットです.通常の陸上(屋内・屋外)だけでなく宇宙通信や水中通信も想定しています.また無線技術を用いる電力線通信(電源線でデータ通信を実現する技術)の研究も行っています.
高信頼制御通信の研究では,誤りや帯域制限のある通信方式でも,信頼性の高い遠隔制御を実現するための研究を行っています.この分野では,学会の高信頼制御通信研究会の顧問(元委員長)を勤めています.
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■ 学歴
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■ 職歴
1.
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2025/04~
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追手門学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授
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2.
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2024/04~2025/03
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追手門学院大学 教授
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3.
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2024/04~
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名古屋大学 名誉教授
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4.
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2001/07~2024/03
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名古屋大学 教授
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5.
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1992/04~2001/06
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名古屋大学 講師/助教授
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6.
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1989/04~1992/03
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大阪大学 講師
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7.
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1986/04~1989/03
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豊橋技術科学大学 助手
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■ 著書・論文歴
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■ 現在の専門分野
通信工学, 情報ネットワーク, 制御、システム工学 (キーワード:無線通信システム、遠隔制御、水中通信、電力線通信)
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■ 所属学会
1.
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1980/04~
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電子情報通信学会
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2.
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1982/01~
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IEEE (the Institute of Electrical and Electronics Engineers)
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■ 学会発表
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■ 受賞学術賞
1. |
2019/06 |
総務省 電波の日 総務省東海総合通信局長表彰(2回目)
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2. |
2015/11 |
IEEE Communication Society感謝状 (SmartGridCommにおける国際連携)
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3. |
2012/03 |
IEEE Communication Society Outstanding Service Award
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4. |
2008/09 |
電子情報通信学会 フェロー称号
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5. |
2006/09 |
電子情報通信学会 通信ソサイエティ活動功労感謝状(3回目)
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6. |
2006/06 |
総務省 電波の日 総務省東海総合通信局長表彰
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7. |
2001/09 |
電子情報通信学会 通信ソサイエティ活動功労感謝状(2回目)
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8. |
1999/09 |
電子情報通信学会 通信ソサイエティ活動功労感謝状
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9. |
1986/03 |
電子通信学会 篠原記念学術奨励賞
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 委員会・協会等
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■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1.
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教育の方針:工学は,物事の原理・法則に基づいて人類社会に有益な新たな仕組みを生み出す学問である.工学教育は,それができる人材を育てるものである.そこで,表面的な事象の背後にある原理・法則を理解する力を育てることを目指す.さらに,複数の原理・法則を組み合わせて新しい仕組みを考える応用力も育てていきたい.そのために,一方向の講義だけでなく実際に問題を解く経験を多く与え,また学生から教員,あるいは学生相互のコミュニケーションを伴う演習や,研究発表によるon job training型の教育を行なっていきたい.
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2.
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研究の方針: 無線通信システム全般について,短距離通信から深宇宙通信にいたる幅広い分野の研究を行なっている.また低軌道衛星通信,水中無線通信,光無線通信,無線通信方式の応用である電力線通信などにおいて開拓的な研究を行ってきた.このような研究の幅広さは今後も維持していきたい.また,無線通信やインターネットといった,通信品質が一定しない環境でも信頼できる機械制御を実現する高信頼制御通信の研究をはじめ,人間による遠隔操作システムの研究,スマートグリッドシステムなど,通信を重要要素として含むシステムにおける全体最適化問題についての研究の集大成を行っていく予定である.
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3.
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社会貢献活動の方針:情報通信分野において,通信方式と応用システムにおける教育研究の実績を背景に,国や行政機関等のプロジェクトの審査や助言を行ってきた.これらについては,今後も要請に応えていきたい.また大企業だけでなく中小企業との共同研究を通しての社会貢献も継続する.また,小中高生や一般を対象とした無線通信や工学一般に関する啓発事業も積極的に行なっていきたい.
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