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    (最終更新日:2024-05-10 14:08:24)
  オオヒラ テルヒサ   Ohira Teruhisa
  大平 晃久
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻
   職種   教授
■ 一般向け情報
考古学・文化財
文化遺産、モニュメント、都市史
負の遺産、モニュメント、近代日本の対外意識などを手掛かりに、地域にどのような表象(イメージ)が向けられてきたかを研究しています。また、人間の環境認知能力にも関心をもっています。
■ 学歴
1. 1989/04~1993/03 京都大学 文学部 史学科人文地理学専攻 卒業 学士(文学)
2. 1993/04~1995/03 京都大学 人間・環境学研究科 人間・環境学専攻人間社会論講座 修士課程修了 修士(人間・環境学)
3. 1995/04~2000/03 京都大学 人間・環境学研究科 人間・環境学専攻人間社会論講座 博士課程単位取得満期退学
4. 2003/11
(学位取得)
京都大学 博士(人間・環境学)
■ 職歴
1. 1997/04~1998/03 同志社中学校 嘱託講師
2. 1998/04~2003/03 同志社香里中・高等学校 嘱託講師
3. 2003/04~2006/03 東海女子大学 文学部 総合文化学科 専任講師
4. 2006/04~2007/03 東海女子大学 人間関係学部 心理学科 専任講師
5. 2007/04~2012/03 東海学院大学 人間関係学部 心理学科 准教授
6. 2012/04~2024/03 長崎大学 教育学部 准教授
7. 2019/04~2024/03 長崎大学 人文社会科学域(教育学系) 准教授
8. 2019/10~2024/03 長崎大学 多文化社会学研究科 准教授
9. 2024/04~ 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 教授
10. 2024/04~ 追手門学院大学 文学部 人文学科 教授
■ 著書・論文歴
1. 著書  今と昔の長崎に遊ぶ (共著・編著(代表編著を除く)) 2021/07
2. 著書  古地図で楽しむ長崎 (代表編著) 2020/10
3. 著書  農村空間の研究(上) (共著・編著(代表編著を除く)) 2003/03
4. 論文  モニュメントとしてのアニメキャラクター像―熊本県『ワンピース』像を事例に― (共著・編著(代表編著を除く)) 2024/03
5. 論文  空都大村の景観と記憶 (単著) 2023/07
6. 論文  嬉野温泉における海軍病院の誘致とそのインパクト (単著) 2023/03
7. 論文  1950年代長崎県によるキリシタン関連遺産の巡礼構想―現平戸市域を中心に― (単著) 2022/08
8. 論文  小城下町武雄の変容―絵図の検討を中心に― (単著) 2022/08
9. 論文  モニュメント・場所・比喩 ―文学碑の検討から ― (単著) 2022/03
10. 論文  長崎県内の戦時期地形図における要塞地帯の表現と戦時改描―地理・歴史教育における活用を視野に― (単著) 2021/08
11. 論文  関東地方における米軍基地跡地の記憶と景観 (単著) 2021/03
12. 論文  負の記憶の景観化ー神風連の乱・秋月の乱・萩の乱を事例にー (単著) 2021/03
13. 論文  中学校・高等学校教科書における日本町所在地と朱印船航路 (単著) 2020/08
14. 論文  サラエヴォ事件のモニュメント (単著) 2020/05
15. 論文  佐賀の乱における記念・顕彰の景観化 (単著) 2020/05
16. 論文  戦後長崎における「不法占拠」バラック地区 (単著) 2020/03
17. 論文  戦後長崎における「不法占拠」バラック地区(発表要旨) (単著) 2019/07
18. 論文  サイト・スペシフィック・アートとモニュメントー国東半島芸術祭の事例からー (単著) 2019/03
19. 論文  新入生研修2018について (共著・編著(代表編著を除く)) 2019/03
20. 論文  新入生研修2018を活かした初年次セミナーについて (共著・編著(代表編著を除く)) 2019/03
21. 論文  中学校・高等学校社会科系教科における言語景観の取扱い (単著) 2019/03
22. 論文  長崎県長与町の住宅団地における高齢化の現状と課題 (共著・編著(代表編著を除く)) 2018/10
23. 論文  長崎県島原市における住宅営団開発の住宅地 (単著) 2018/10
24. 論文  消えた浦上天主堂—遺構の取り壊し・一部移転保存に至る経緯ー (単著) 2018/02
25. 論文  南進の「聖地」昭南の成立―戦時下における高丘親王顕彰と戦跡巡拝― (単著) 2018/02
26. 論文  バギオと日本人―ベンゲット道路をめぐる記憶と景観― (単著) 2017/09
27. 論文  長崎原爆落下中心碑にみるモニュメントの構築 (単著) 2017/09
28. 論文  天草富岡城における復元整備の経緯と問題点 (単著) 2017/09
29. 論文  長崎原爆落下中心碑にみるモニュメントの構築 (単著) 2017/03
30. 論文  高等学校地理防災分野における簡易なGIS教材の作成 (共著・編著(代表編著を除く)) 2016/12
31. 論文  堂崎天主堂の世界遺産候補除外とスケールの政治 (単著) 2016/12
32. 論文  長崎における場所の記憶―世界遺産との関わりから― (単著) 2016/07
33. 論文  戦時下長崎県相浦における新興工業都市計画 (単著) 2016/03
34. 論文  戦時体制下における佐世保市相浦の都市計画(発表要旨) (単著) 2015/09
35. 論文  原の辻遺跡の復元展示とテーマパーク (単著) 2015/08
36. 論文  長崎市浦上の住宅営団による戦災復興住宅地 (単著) 2015/08
37. 論文  長崎平和公園の成立-場所の系譜の諸断片- (単著) 2015/03
38. 論文  橘神社と三先人の記憶 (単著) 2014/11
39. 論文  長崎県川棚の軍需産業都市化に伴う景観変化 (単著) 2014/11
40. 論文  長崎大学教育学部地理学研究室所蔵の米軍立体地図 (単著) 2014/11
41. 論文  近代日本における「記憶の場」としての名護屋城跡 (単著) 2014/03
42. 論文  長崎出島における復元整備の経緯と問題点 (単著) 2014/01
43. 論文  長崎市出島の復元整備の経緯とその問題点(発表要旨) (単著) 2013
44. 論文  メディア・イベントと地方の観光化―昭和初期の讃岐十景選定を事例に― (単著) 2012/03
45. 論文  大学生のレポートライティングに関する調査研究Ⅱ (共著・編著(代表編著を除く)) 2012/03
46. 論文  大学生のレポートライティングに関する調査研究Ⅰ (共著・編著(代表編著を除く)) 2011/03
47. 論文  ホイアン日本町の近代―近代日本の記憶の場として― (単著) 2011
48. 論文  負の記憶と記念碑―沖縄本島中南部の米軍基地跡地の事例から― (単著) 2011
49. 論文  比喩による場所の言語的構築 (単著) 2010
50. 論文  ヘリティジ景観の復原に働く歴史意識―愛知県江南市の生駒屋敷を事例に― (単著) 2009
51. 論文  戦前期の郊外住宅地開発と近代化―高松市郊外の挿頭丘住宅地を事例として― (単著) 2009
52. 論文  名護屋城跡と近代の日本(発表要旨) (単著) 2009
53. 論文  ベトナム・ホイアンの観光をめぐる日本の表象 (単著) 2008
54. 論文  韓国の初等学校教科書にみる「在外同胞」の記述―日本の教科書との比較の視点から― (単著) 2007
55. 論文  韓国の世界史教科書にみるベトナム戦争の記述 (単著) 2007
56. 論文  創出されたヘリティジ―岐阜県可児市明智城跡を事例に― (単著) 2006
57. 論文  風景地の創出と変容―昭和初期の讃岐十景選定を事例に―(発表要旨) (単著) 2005
58. 論文  場所をめぐる構築主義的アプローチの可能性 (単著) 2004
59. 論文  対立する記憶と場所―小港町・香川県汐木をめぐる歴史意識― (単著) 2004
60. 論文  信念・知識体系の一環としての地名―中島氏と成瀬氏の批判に応えて― (単著) 2003
61. 論文  カテゴリー化の能力と地名 (単著) 2002
62. 論文  歴史的遺産はいかに記念されるか―兵庫県播磨地方の近世陣屋を事例に― (単著) 2002
63. 論文  まちづくりにおける文化の構築―岐阜県岩村町の事例から― (単著) 2000
64. 論文  町並みのオーセンティシティとは?―岐阜県岩村町の事例から― (単著) 1998
65. 論文  香川県三野町における墓制―近世における村落の変容とのかかわりから― (単著) 1996
66. その他 文化地理(学界展望2015年1月~12月) (単著) 2016/10
67. その他 山本理佳著『「近代化遺産」にみる国家と地域の関係性』(書評) (単著) 2013
■ 現在の専門分野
人文地理学(文化・社会地理,近代の歴史地理,地理哲学), 社会学(文化遺産論,記憶論), 認知科学(環境認知) (キーワード:記憶、文化遺産、環境認知) 
■ 所属学会
1. 人文地理学会
2. 日本地理学会
3. 歴史地理学会
4. 日本社会学会
5. 地理科学学会
6. 日本認知言語学会
7. 日本地理教育学会
■ 学会発表
1. 2022/09 長崎原爆モニュメントの集中と拡散(2022年日本地理学会秋季学術大会)
2. 2021/11 1950年代長崎県によるキリシタン関連遺産の巡礼構想―現平戸市域を中心に―(2021年人文地理学会大会)
3. 2020/10 神風連の乱をめぐる記念・顕彰の景観化(2020年度日本地理教育学会大会)
4. 2019/05 戦後長崎における「不法占拠」バラック地区(第62回歴史地理学会大会)
5. 2018/03 サイト・スペシフィック・アートとモニュメントー国東半島芸術祭の事例からー(2018年日本地理学会春季学術大会)
6. 2017/09 関東地方における米軍基地跡地の記憶と景観(ポスター)(2017年日本地理学会秋季学術大会)
7. 2016/11 長崎原爆落下中心碑にみるモニュメントの構築(2016年人文地理学会大会)
8. 2015/09 長崎県における住宅営団開発の住宅地(ポスター)(2015年日本地理学会秋季学術大会)
9. 2015/06 戦時体制下における佐世保市相浦の都市計画(第58回歴史地理学会大会)
10. 2014/11 南進の聖地・昭南の成立(2014年人文地理学会大会)
11. 2013/05 長崎市出島の復元整備の経緯とその問題点(第56回歴史地理学会大会)
12. 2012/11 戦前期大分における南蛮貿易の記憶(2012年人文地理学会大会)
13. 2011/11 記念碑の建立と場所―文学碑を事例として―(2011年人文地理学会大会)
14. 2011/07 大学生のレポートライティングに関する調査研究1(日本教育心理学会第53回総会)
15. 2010/11 負の記憶と記念碑―沖縄本島中南部の米軍基地跡地―(2010年人文地理学会大会)
16. 2009/11 記念碑と場所の関係 ―ベルリン・バイエルン地区「追憶の場」を中心に―(2009年人文地理学会大会)
17. 2009/09 名護屋城跡と近代の日本(第52回歴史地理学会大会)
18. 2007/11 江南市生駒屋敷をめぐる歴史意識―絵図の分析を中心に―(ポスター)(2007年人文地理学会大会)
19. 2007/05 韓国ナショナリズムと地理教育―初等学校社会科教科書における「在外同胞」の記述を中心に―(岐阜地理学会平成19年度第1回研究大会)
20. 2006/11 ベトナム・ホイアンと近代の日本―日本町と南進論―(2006年人文地理学会大会)
21. 2005/11 空間・場所・地名とレトリック論―認知言語学的視点からの展望にむけて―(2005年人文地理学会大会)
22. 2005/06 風景地の創出と変容―昭和初期の讃岐十景選定を事例に―(第48回歴史地理学会大会)
23. 2004/11 岐阜県可児市・明智城にみる場所の創出(2004年度人文地理学会大会)
24. 2004/03 地名の翻訳をめぐる考察(日本地理学会2004年度春季学術大会)
25. 2001 戦前における高松市郊外,挿頭丘住宅地の開発(日本地理学会2001年度春季学術大会)
26. 1999/11 都市近郊景勝地の変容―大阪府砂川奇勝へのまなざし―(1999年度人文地理学会大会)
27. 1998/11 小港町・香川県汐木をめぐる郷土誌の言説(1998年度人文地理学会大会)
28. 1996/11 岐阜県岩村町のまちづくり―まちなみとむらなみ―(1996年度人文地理学会大会)
29. 1996/10 地図としての認識(日本地理学会1996年度秋季学術大会)
30. 1995/11 比喩と地理的認識(1995年度人文地理学会大会)
■ 講師・講演
1. 2011/12 昭和初期、岐阜の観光-新聞社による名所・名勝選定イベントを中心に-
2. 2010/10 観光岐阜県の誕生―ガイドブックに描かれた飛山濃水―
■ 社会における活動
1. 2023/05~2023/05 共同課題発表座長
2. 2022/11 もっと知りたい 平和祈念像
3. 2022/10 出島フカボリ見聞録その弐
4. 2022/07 平和祈念像 原点の1枚
5. 2021/07~2021/07 都市の社会・文化地理学研究グループ集会コメンテーター
6. 2021/03 近現代史を読み解く
7. 2021/03 不謹慎な旅第34回 失われた扇長崎「出島」
8. 2021/01 書評『古地図で楽しむ長崎』
9. 2020/10~2021/07 人文地理学会特別例会運営
■ 委員会・協会等
1. 2023/11~ 一般社団法人人文地理学会 編集委員会常任委員
2. 2023/04~ 歴史地理学会 評議員
3. 2023/01~2024/01 長崎市図書館運営協議会 委員
4. 2022/11~ 人文地理学会 代議員
5. 2020/02~2022/12 長崎市図書館協議会 委員
6. 2019/07~2024/04 公益社団法人 日本オリエンテーリング協会 地域活性化委員
7. 2015/04~2017/03 大学入試センター 教科科目第一委員会委員
8. 2014/08~2016/08 長崎市町界町名整理審議会 委員
9. 2013/07~2014/06 歴史地理学会 大会実行委員
10. 2005/11~2007/10 人文地理学会 編集委員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. 教育活動:新規担当科目(アジア文化論、グローバル化と日本、クールジャパン研究)について、内容を固め、円滑に授業を進める。また、2年後期からのゼミを軌道に乗せる。
2. 研究活動:モニュメントや長崎の都市史研究で論文発表を行う。また、関西やその周辺での新規の研究に着手するとともに、学部共同研究でも貢献を目指す。
3. 社会貢献活動:人文地理学会(学会誌編集委員)、歴史地理学会(大会シンポジウム副オーガナイザー)等の職責を全うする。
4. その他:教育・研究・社会貢献のすべてに関わる、大学所在の北摂地域の調査研究を進める。
■ メールアドレス
  kyoin_mail