(最終更新日:2023-01-20 14:44:09)
  ウエバヤシ イサオ
  上林 功
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   准教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : スポーツ科学
研究のキーワード : スポーツ観戦 スポーツ環境 消費者行動 スタジアム アリーナ
研究に関するコメント : スタジアムやアリーナでの観戦などスポーツ消費者行動について観戦者調査などを通じ、定性的・定量的研究を進めるとともに実践的提案をおこなっています。スポーツと地域の関わりについて運動会研究をおこなうとともに、共創的枠組みによって皆でイベントそのものを創りあげる「未来の運動会」を活動として取り組んでいます。
■ 学歴
1. 2014/04~2017/03 早稲田大学 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 博士課程修了 博士(スポーツ科学)
2. 2013/04~2014/03 早稲田大学 スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 修士課程修了 修士(スポーツ科学)
3. 2001/04~2003/03 京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 工芸科学専攻 修士課程修了 修士(工学)
4. 1997/04~2001/03 京都工芸繊維大学 工芸学部 造形工学科 卒業 学士(工学)
■ 職歴
1. 2018/04~ 追手門学院大学 社会学部 社会学科 准教授
2. 2021/04~ 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 准教授
3. 2014/04~ 株式会社スポーツファシリティ研究所 代表取締役
4. 2021/12~2022/03 名古屋工業大学 非常勤講師
5. 2017/04~ 早稲田大学 スポーツビジネス研究所 招聘研究員
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■ 著書・論文歴
1. 論文  プロ野球スタジアムの観戦満足度と座席位置に関する研究 (代表編著) 2015 Link
2. 論文  体育館の観客席の位置とスポーツ観戦評価に関する研究: 某 B リーグ 1 部クラブチームのホームアリーナを対象として (単著) 2016 Link
3. 論文  施設計画 (architectural design 広島市民球場 MAZDA Zoom Zoom スタジアム広島) (共著・編著(代表編著を除く)) 2009 Link
4. 著書  スポーツ白書2020 ~2030年のスポーツのすがた~ (共著・編著(代表編著を除く)) 2020/03/15 Link
5. 著書  スポーツビジネスの未来2021-2030 (共著・編著(代表編著を除く)) 2020 Link
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■ 所属学会
1. 2014/03~ 日本建築学会
2. 2013/03~ 日本スポーツ産業学会
3. 2014/08~ 日本体育学会
4. 2015/05~ 日本環境心理学会
5. 2017/03~ 日本体育・スポーツ政策学会
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■ 学会発表
1. 2022/12/04 インクルーシブ社会の起点となるスポーツ施設~スタジアム・アリーナやスポーツ共創拠点の実例から~(日本アダプテッド体育・スポーツ学会第27回大会) Link
2. 2021/10/30 アスリートパフォーマンスとスポーツ環境(国際日本文化研究センター 共同研究会:文明としてのスポーツ/文化としてのスポーツ) Link
3. 2020/11/13 スタジアム・アリーナの都市化 ~ユルバニズムからIoT/ICTが支えるメタポリスへ~(日本体育・スポーツ哲学会第42回大会シンポジウム)
4. 2020/07/22 ICTで開くスタジアム(スポーツICT研究会(7月20日&22日)「これからのスポーツ産業のあり方とICTの役割」)
5. 2019/10/29 スタジアム・アリーナにおけるICT活用のネクストステージとは?(スポーツICT研究会(10月29日)) Link
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■ 受賞学術賞
1. 2018/07 日本スポーツ産業学会 日本スポーツ産業学会 学会賞「エリートスイマーのメンタルタフネス尺度開発」 (エリートスイマーのメンタルタフネス尺度開発)
2. 2015/04 日本建築学会 日本建築学会賞(業績)「村野藤吾図面資料アーカイブを用いた一連の展覧会・教育・研究事業」 (村野藤吾図面資料アーカイブを用いた一連の展覧会・教育・研究事業)
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2021/12~2022/04 2050年のスポーツ―スポーツが変わる未来/変える未来 Link
2. 2020/08~2021/04 スポーツ産業論(第7版) Link
3. 2018/04~2019/04 スポーツ共創ワークブック Link
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 2018/04~2019/02 小説「ザ・ウォール」スタジアム監修及び設計
2. 2018/04~2018/09 千葉ロッテマリーンズZOZOマリンスタジアム観客席改修基本設計
3. 2017/09~2018/03 千葉ロッテマリーンズZOZOマリンスタジアム観客席改修基本構想
4. 2016/07~2016/08 横浜DeNAベイスターズ横須賀公園ファーム育成拠点基本構想
5. 2015/07~2016/03 埼玉西武ライオンズ西武プリンスドーム(当時)観客席改修基本構想
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/08~2022/02  令和2年度Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ実施を阻害する課題解決のための実証実験及びターゲット横断的なスポーツ実施者の増加方策事業)「『運動会サミット』開催にともなう全国運動会実施調査」  
2. 2020/06~2021/02  令和2年度Sport in Life推進プロジェクト (ターゲット横断的なスポーツ実施者の増加方策事業) 「新型コロナウイルス感染症対策を含む 『スポーツ共創人材育成ワークショップ2020』」  
■ 講師・講演
1. 2022/12/17 球団経営から学ぶ、スポーツの新たな魅力作り Link
2. 2022/12/15 都市・スポーツ・レジリエンス
3. 2022/12/10 私たちが考える まちなかのスタジアム・広島
4. 2022/03/29 五輪後のスポーツを考える Link
5. 2022/03/19 横浜のまちづくりからみるスポーツの未来 Link
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■ 社会における活動
1. 2023/01 札幌ドームの今後について
2. 2022/12 スポーツプロシューマ―時代の到来? Link
3. 2022/12 特集 熱狂のスタジアム・アリーナ
4. 2022/11 【スポBiz斜め斬り】スポーツを街に溶かすMaaS Link
5. 2022/11 たかが3m、されど3m「ファウルゾーン問題」来季使用OKも・・・「球場建設のプロ」と考える新球場の未来
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■ 展覧会・演奏会・競技会等
1. 2019/04 ZOZOマリンスタジアム観客席改修「サブマリンシート」「ダグアウトボックス」「ホームランラグーン」(海浜幕張、千葉)
2. 2017/03/22~2017/03/26 LAVAL VIRTUAL 2017(ラヴァル、フランス)
■ 委員会・協会等
1. 2022/11~ 西宮中央運動公園再整備事業選定委員会 選定委員
2. 2022/08~ 京都府共同体育館整備に係る意見聴取会議 委員(座長)
3. 2021/06~2022/03 ポートアイランドスポーツセンター再整備基本計画策定委員会 委員
4. 2020/12~ 一般社団法人Co Create Capsule 監事
5. 2020/12 渋谷区観光ビジョン検討委員会 委員
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■ 取得特許
1. 2016/12/26 車椅子用タイヤの意匠登録(意匠登録1566142)
2. 2016/04/22 小型自動走行車「Carry Otto」商標登録(商願2015-113469)
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. ①自分の考えを自分の言葉で話すことの重視:まずは自分の考えを発することを重視したい。自分で考えて発した言葉には、他人から借りた言葉には無い唯一無二の「価値」が含まれている。たとえそれが結果的にどこかの誰かと全く同じ言葉だったとしても、その言葉をその人がその場所で発することに「価値」が生じる。自分の言葉を発するからこそ、相手の言葉を思いやることができると考える。
2. ②成熟した自己表現としてのアカデミックスキル:アカデミックスキルによって得られる、リーディング、ライティング、プレゼンテーションの能力は社会において的確に相手に自分の考えを伝えるための技術である、と捉えている。確実なスキル取得は自分の考えを整理し、自己表現を豊かなものとする。自身に対する表現の自由は能力に規定される。頭に思い描いた物事を、文章にしたり、絵に描いたり、説明したりと表現するが、自由自在に自己表現しようとすればするほど自身の能力の不足に嘆くことになる。大学で学ぶ「読む・書く・話す」の能力は成熟した自己表現を獲得するための能力開発であると考える。
3. ③学生のうちにふれておくべき未知の学修アプローチの体験:学外で会社経営をしていると、大学での講義などの学生生活が如何に実社会とかけ離れているかが良くわかる。自身が社会人になってからもう一度大学に戻った際の気づきとして、ノートテイキングなどのアカデミックスキルも重要ながら、実社会に出てもっとも触れる機会の多いPCやタブレット、スマートフォンなどを活用することで、作業の合理化を進め、思考の時間を多くとれる体験を得た。便利なものは学生のうちにドンドン試して使ってみることを推奨している。楽をするためと言うより、より効率的かつ効果的学修をおこなう際の選択肢の幅を狭めないように心がけている。
4. ④学生自身による意思決定と課題設定:社会では方向性を指示してくれる先導者はいない。自分で選び、自分で歩んでいかなければならない。教員から与えられた課題をこなし、指示を待つ受け身の学修ではこうした意思決定は身につかないと考える。自分で課題を設定し、課題解決の方法を見つけ、次の課題を見出すことができる能力が必要である。また社会においては必ず他者の存在があり、協力してくれる場合も反目してくる場合もある。こうした相手に対し、実社会では集団や組織の利益を毀損しないように折り合いをつけることが多い。その点において、意見を述べて、集団や組織の意思決定に繋げる経験を持たずに社会に出ていく学生も多い。失敗を恐れず、自分の意見をぶつけることができるのも学生の特権であり、ディスカッションを通じて何が得られるのか、もしくは得られないのかを体験してもらいたい。
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