(最終更新日:2023-09-08 18:32:44)
  モリ シンイチ
  森 真一
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 流行観測
研究のキーワード : 身体 感性 経験
研究に関するコメント :人間はつねにいつもなにかを経験しているのですが、経験のあり方に偏りが大きくなってきているのではないかという問題意識のもと、身体や感性による経験の復権を目指す研究に取り組んでいます。
■ 学歴
1. 1981/04~1986/03 神戸市外国語大学 外国語学部 第Ⅱ部英米学科 卒業 学士(文学)
2. 1987/04~1990/03 関西学院大学 社会学部 卒業 学士(社会学)
3. 1990/04~1992/03 関西学院大学大学院 社会学研究科博士課程前期課程 修士課程修了 修士(社会学)
4. 1992/04~1999/02 関西学院大学大学院 社会学研究科博士課程後期課程 理論社会学 博士課程修了 博士(社会学)
■ 職歴
1. 1999/04~2006/03 皇學館大学 助教授・准教授
2. 2006/04~2014/03 皇學館大学 教授
3. 2014/04~2018/03 追手門学院大学 大学院 文学研究科 社会学専攻 教授
4. 2014/04~ 追手門学院大学 社会学部 社会学科 教授
5. 2018/04~ 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 教授
■ 著書・論文歴
1. 著書  スロー・シンキング ~「よくわかっていない私」からの出発 (単著) 2019/09
2. 著書  友だちは永遠じゃない -社会学でつながりを考える (単著) 2014/11
3. 著書  どうしてこの国は「無言社会」となったのか (単著) 2013/01
4. 著書  「お客様」がやかましい (単著) 2010/10
5. 著書  コミュニケーションの社会学 (共著・編著(代表編著を除く)) 2009/12
6. 著書  かまわれたい人々 (単著) 2009/06
7. 著書  自己論を学ぶ人のために  2008/10
8. 著書  コミュニケ-ション力とは何だろう (共著・編著(代表編著を除く)) 2008/03
9. 著書  心理主義化する社会(シリーズ「社会臨床の視界」4) (共著・編著(代表編著を除く)) 2008/03
10. 著書  ほんとはこわい「やさしさ社会」 (単著) 2008/01
11. 著書  現代文化の社会学入門 (共著・編著(代表編著を除く)) 2007/04
12. 著書  日本はなぜ諍いの多い国になったのか (単著) 2005/07
13. 著書  現代人の想像力は衰退したのか? (単著) 2002/09
14. 著書  常識の社会心理 「あたりまえ」は本当にあたりまえか (共著・編著(代表編著を除く)) 2002/02
15. 著書  自己コントロールの檻 -感情マネジメント社会の現実 (単著) 2000/02
16. 著書  震災・神戸の社会学-被災地へのまなざし (共著・編著(代表編著を除く)) 1999/12
17. 著書  阪神・淡路大震災の社会学第1巻 (共著・編著(代表編著を除く)) 1999/02
18. 著書  変身の社会学 (共著・編著(代表編著を除く)) 1997/12
19. 論文  リフレクションとアウェアネス ―善悪無記の世界における倫理― (単著) 2023/03
20. 論文  絶対所与性としての〈生〉 ―ポスト・ヒューマン論からの問題提起― (単著) 2023/03
21. 論文  非意味の可能性 ―思考実験としてのポスト・ヒューマン (単著) 2022/03/22
22. 論文  人は「鏡」がないと自分を感じられないのだろうか (単著) 2021/03/30
23. 論文  スロー社会学の試み(1)‐問題意識― (単著) 2019/03
24. 論文  スロー社会学の試み(2)‐「多様性社会シナリオ」についてスロー・シンキングする― (単著) 2019/03
25. 論文  いじめ問題への関心が一過性で終わる理由 (単著) 2018/04
26. 論文  違和感の社会学に向けて (単著) 2018/03
27. 論文  社会化概念再考 (単著) 2017/03
28. 論文  ネット社会のわるくち (単著) 2015/11
29. 論文  社会学するとはどういうことか (単著) 2015/10
30. 論文  時代が求める「やさしさ」とは~現代の「やさしさ」と特徴と課題 (単著) 2012/04
31. 論文  やさしさの多義性と葛藤 (単著) 2008/12
32. 論文  自尊心のレトリック‐回復本からみた「聖なる自己」の守り方‐ (単著) 2002/10
33. 論文  〈心理主義〉の時代 (単著) 2002/07
34. 論文  やさしさという規範の高度化と逆説 (単著) 2000/12
35. 論文  心理学のヘゲモニー‐社会のフレキシブルな編成と心理主義化‐ (単著) 1999/10
36. 論文  震度7の社会空間-芦屋市の場合- (共著・編著(代表編著を除く)) 1998/06
37. 論文  「マクドナルド化」する行為者-「セルフヘルプ・ガイドブック」にみる心理学的知識・スキルと合理化- (単著) 1998/02
38. 論文  社会調査を考える‐阪神・淡路大震災の調査を通して‐ (共著・編著(代表編著を除く)) 1996/03
39. 論文  精神分析世界‐その核において伝えられるもの‐ (単著) 1994/10
40. 論文  社会的世界としての精神分析世界-そのパースペクティブをめぐる考察- (単著) 1994/09
41. 論文  精神分析治療におけるコミュニケーションと現実構成 (単著) 1993/10
42. その他 新しいコミュニケーションのありよう -ポスト・ヒューマン論の視点から- (単著) 2022/01/29
■ 現在の専門分野
社会学 (キーワード:理論社会学) 
■ 所属学会
1. 1992/05~ 日本社会学会
2. 2010/04~2012/03 ∟ 社会学評論専門委員
■ 学会発表
1. 2020/11/01 経験の観念化と社会学(第93回日本社会学会大会テーマセッション(6)文化社会学の感性論的転回-社会美学social aestheticsの可能性と課題)
2. 2003/10 現代資本主義社会は「お客様」社会である(第76回日本社会学会大会・シンポジウム1「資本主義と日常世界」)
3. 2003/04 教育の心理主義化を親に受容させる四つの要因(日本社会臨床学会第11回総会・シンポジウムⅡ「臨床心理を問う‐教育現場とその周辺から」)
4. 1992/11 フロイト無意識理論について‐社会学から見た再評価‐(第65回日本社会学会大会)
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2009/12 コミュニケーションの社会学
2. 2007/04 現代文化の社会学入門
●その他教育活動上特記すべき事項
1. 2015/05/22 博士学位請求論文の審査(副査)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2014/12~  社会の中の社会学  
■ 講師・講演
1. 2020/12/15 経験と理解 -学生支援の困難(名古屋大学)
2. 2018/01/16 自己承認欲求なんて、ほんとにあるのか?(奈良大学)
3. 2012/10/30 なぜ“コミュニケーション”なのか
4. 2012/01/22 コミュニケーションについてコミュニケーションしましょう
5. 2011/11/30 青少年のコミュニケーション事情‐若者を知れば、きっと大人も変わる!?‐
6. 2009/10/14 現代人のコミュニケーションとは
7. 2007/02/22 不満排除システム‐そして、みんな不満だらけ‐
■ 社会における活動
1. 2023/08 朝日新聞 特集記事「“I”をください(4)」にて「推し」とファンとの関係についてコメント
2. 2023/04 「推しの夢は私の夢? SNSが生んだ「推し活」、のめり込みに警鐘」にて「推し活」についてコメント Link
3. 2023/01 朝日新聞 特集記事「ともしび わたしのよりどころ」にて「推し活」についてコメント
4. 2022/02 ジャパン・タイムスのネット記事「How social norms have influenced Japan’s COVID-19 response」にコメントを掲載 Link
5. 2021/11 東京新聞(中日新聞東京本社) 「「音の個人主義化」に拍車」の記事に取材コメント掲載
6. 2021/02 読売新聞「シングルスタイル コロナ禍 わたしの出会い」でのコメント
7. 2021/01 仁川学院高等学校での出張授業
8. 2020/12 この社会の安心とは Link
9. 2020/12 経験と理解 -学生支援の困難
10. 2020/08~ 職場や学校「顔を出さなくてもOK」な時代の心得  コロナ機にコミュニケーションは根本から変化 Link
11. 2020/05~ つながれない社会のこれから Link
■ 委員会・協会等
1. 2013/04/01~2015/03/31 独立行政法人大学入試センター教科科目第一委員会委員 出題委員
■ 学内役職・委員
1. 2015/09/01~2018/03/31 追手門学院大学 社会学部副学部長
■ 学内職務
1. 2016/03 西宮今津高校での出張講義
2. 2016/04 大商学園高校での出張講義
3. 2016/07 明石南高校での出張講義
4. 2016/10 大阪高校での出張講義
5. 2016/11 北かわち皐ヶ丘高校での出張講義
6. 2017/03 鳴尾高校での出張講義
7. 2017/07 兵庫県立明石城西高等学校にて出張講義
8. 2017/11 兵庫県立尼崎小田高等学校にて出張講義
9. 2018/03 兵庫県立西宮甲山高等学校にて出張講義
10. 2018/06 大阪府立門真なみはや高等学校での出張講義
11. 2018/11 兵庫県立芦屋高等学校での出張講義
12. 2018/12 兵庫県立西宮南高等学校での出張講義
13. 2019/05 兵庫県立明石西高等学校での出張講義
14. 2019/12 兵庫県立尼崎北高等学校での出張講義
15. 2020/03 百合学院高等学校での出張講義
16. 2021/01 仁川学院高等学校での出張授業
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針:性急に「正解」を出すよう求められる状況が強まっているなか、自分の頭で納得いくまでゆっくり考えられるよう、例外や個別性へ意識を向けるように授業を工夫している。
2. (2)研究活動の方針:多様性を豊かにするような傾向と同時に二元論的で単純化された見方も根強いとの現状認識のもと、いかにして認識の複雑さを保つかが私の研究の方針である。
3. (3)社会貢献活動の方針:世の中にあふれるさまざまな言説に二元論的で単純化された前提が潜んでいることやその問題点について自由に話し合う場を創りだすことを目指している。
■ メールアドレス
  kyoin_mail