(最終更新日:2022-05-07 16:36:17)
  アララギ ユキコ
  蘭 由岐子
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 社会問題
研究のキーワード : ハンセン病 薬害HIV
研究に関するコメント : 1990年代なかばよりハンセン病問題、2001年より薬害HIV問題の社会学的研究をやっています。主に、病者の「病いの経験」に焦点をあてて考察しています。
■ 職歴
1. 1983/04~1999/04 熊本大学 医療技術短期大学部 非常勤講師
2. 1994/04~1999/03 九州女子大学 家政学部 講師
3. 1999/04~2005/03 賢明女子学院短期大学 家政科 助教授
4. 2005/04~2012/03 神戸市看護大学 看護学部看護学科 助教授・准教授
5. 2012/04~ 追手門学院大学 社会学部 社会学科 教授
全件表示(7件)
■ 著書・論文歴
1. 論文  スウェーデンにおける婚姻外同棲の法的地位 (単著) 1982/09
2. 論文  人口分析にもとづく天草漁村の考察―御所浦町を事例として (単著) 1985/09
3. 著書  都市移住の社会学 (共著・編著(代表編著を除く)) 1994/06
4. 論文  On the Frameworks of Ethnomethodology (単著) 1995/03
5. 論文  ハンセン病療養所に関する予備的考察―その制度的側面を中心として (単著) 1996/03
全件表示(59件)
■ 現在の専門分野
社会学 (キーワード:社会学、医療、病い、社会問題) 
■ 所属学会
1. 1981/04~ 日本社会学会
2. 2021/11~ ∟ 監事
3. 2020/10~ ∟ 代議員
4. 2017/01~2018/09 ∟ 学会賞選考委員
5. 2009/11~2012/11 ∟ 研究活動委員会委員
全件表示(23件)
■ 学会発表
1. 1987/11 家族論の現在(第34回日本家政学会九州支部総会)
2. 1993/10 質的調査の可能性―グラウンディッド・セオリーの枠組みとその意義(第40回日本家政学会九州支部総会)
3. 1996/09 ハンセン病療養所入所者にとっての「家族」(日本家族社会学会第6回大会)
4. 1999/06 ハンセン病という「病いの経験」(第71会日本ハンセン病学会総会・学術大会)
5. 2001/05/11 社会復帰者の「病いの語り」(第74回日本ハンセン病学会総会・学術大会)
全件表示(29件)
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2002/10 ソーシャルワーカーのための社会学
2. 1994/03/01 熊本市女性政策課女性問題学習ガイド『あなたの人生は、今、どのあたりですか』
●その他教育活動上特記すべき事項
1. 2013/04/01~ 日本財団学生ボランティアセンター寄付講座開講
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~  ハンセン病者の「生」と戦後日本社会―戦前・戦中との連続と断絶を視野に入れて― 基盤研究(B) 
2. 2020/04~  薬害の社会的過程の分析――Biological Citizenshipの観点から 基盤研究B (キーワード:薬害、Biological citizenship、連帯、薬害エイズ、スモン、サリドマイド)
3. 2018/04~  血友病周辺女性に関する研究  (キーワード:血友病、女性、病い、経験)
4. 2017/04~2020/03  何が「被害」の連帯を可能にするのか―「薬害HIV」問題の日英比較 基盤研究B 
5. 2015/04~2020/03  ハンセン病問題の多声的記述―「和解の時代」の研究展開 基盤研究(B) 
全件表示(18件)
■ 講師・講演
1. 1999/03 「生」の深淵―ハンセン病療養所での研究から(香川県庵治町)
2. 2004/10/28 ハンセン病問題を理解するために(加古川市)
3. 2006/09/20 ハンセン病者の語りを聞き取る―ライフストーリー論の立場から(大阪市)
4. 2007/06/16 「病いの経験」の聞き取りから学ぶ(大阪市)
5. 2007/11/21 病者のライフストーリーを聞き取る(東村山市)
全件表示(8件)
■ 社会における活動
1. 2020/08~ 国立ハンセン病資料館常設展示見直し検討会構成員
2. 2018/10~ 日本質的心理学会学会誌査読委員
3. 2017/12~2018/03 関西学院大学社会学研究科における博士学位申請論文の審査委員
4. 2017/05~2017/05 日本保健医療社会学会第43回大会(於:佛教大学)
5. 2016/08~2017/03 The SHMF Review Committee on grant applications for FY 2017
全件表示(17件)
■ 資格・免許
1. 2005/10 専門社会調査士
■ 学内職務
1. 2012/04~2013/03 国際交流教育センター委員会委員
2. 2013/04~2017/03 ハラスメント相談員
3. 2013/04~2014/03 学生部委員会委員
4. 2014/04~2018/03 研究倫理委員会委員
5. 2015/04~ 大学院自己評価委員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針  これからの社会で生きていくためには、自身が生きている「いま-ここ」の歴史的・社会的文脈を確認したうえで、今後を見通す力をつけることが必要となる。私は、おもに医療や福祉領域における歴史と当事者のさまざまな経験を学生に伝えることを通して学生の他者への想像力を育み、そして、学生みずからが生きる意味を問い、希望ある社会の構築を展望できるよう教育にあたっている。
2. (2)研究活動の方針  私は、ハンセン病、薬害HIV、血友病、性的マイノリティ(LGBT)の経験に関する研究を行っている。個人のライフストーリーの語りに焦点をあてつつ、社会の制度や人びとの相互行為の様相(たとえば、差別事象)を記述することによって、社会問題の研究を進めている。また、おのおのの社会問題をどのように記述し、その歴史と経験をどのように継承していくかという課題にも取り組んでいる。
3. (3)社会貢献活動の方針  薬害HIV、薬害、血友病研究を当事者団体との連携・協力にもとづいておこなっており、さらに、ハンセン病に関して厚労省の検討会に参加予定であるが、これらのこと自体が社会的マイノリティを支援する社会貢献活動となっている。また、マイノリティの経験というファインダを通して全体社会のありようをあきらかにすることで、社会にある矛盾や問題をあらわにすることができる。それは今後の社会のあり方を批判的に検討する素材を提供していくことにつながっている。