(最終更新日:2023-12-06 09:59:13)
  スルジ マユミ
  駿地 眞由美
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   准教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 育児
研究のキーワード : 臨床心理学 病 育児 遺伝カウンセリング
研究に関するコメント : 心の芽生えや成長について、「関係性」という観点から研究し、現代における子育てや、母子への支援について考えています。また、人間にとっての病の意味について、実践的に研究しています。
■ 学歴
1. 1994/04~1998/03 京都大学 教育学部 教育心理学科 卒業
2. 1998/04~2000/03 京都大学大学院 教育学研究科 臨床教育学専攻 修士課程修了 修士(教育学)
3. 2000/04~2004/03 京都大学大学院 教育学研究科 臨床教育学専攻 博士課程単位取得満期退学
■ 職歴
1. 2000/04~2002/03 大阪教育福祉専門学校 非常勤講師
2. 2002/08~2003/02 京都大学大学院 京都大学大学院教育学研究科リサーチ・アシスタント
3. 2003/01~2004/01 京都大学大学院 京都大学大学院教育学研究科21世紀COEプログラム補佐研究員
4. 2004/04~2006/09 京都文教大学 人間学部臨床心理学科 講師
5. 2006/09~2009/03 追手門学院大学 心理学部心理学科 講師
6. 2007/04~2009/03 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 講師
7. 2009/04~ 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 准教授
8. 2009/04~ 追手門学院大学 心理学部 心理学科 准教授
9. 2010/09~2012/03 京都大学 非常勤講師
■ 著書・論文歴
1. 論文  COVID-19パンデミック状況下の一般集団およびがん患者の精神的健康 (単著) 2022/03
2. 論文  三嶋論文へのコメント (単著) 2021/03
3. 論文  がん患者らの心理的苦痛に関する研究の展望 (単著) 2018/03
4. 著書  遊戯療法―様々な領域の事例から学ぶ― (共著・編著(代表編著を除く)) 2017/12
5. 論文  一般成人における「病の体験」に関する基礎調査-自由記述を通してみる「病の体験」- (共著・編著(代表編著を除く)) 2015/03
6. 論文  一般成人における「病の体験」の実態調査 (共著・編著(代表編著を除く)) 2015/03
7. 論文  女性乳がん体験者の生活にまつわる語りの分析-計量テキスト分析を用いて- (単著) 2015/03
8. その他 遺伝子という言語 (単著) 2014/08
9. 論文  病の体験による生活・生き方の変化に関する基礎的研究 (共著・編著(代表編著を除く)) 2014/03
10. 論文  古代ギリシャにみる「癒しのトポス」と現代の心理療法(2)―コス島・アスクレピオンに関するフィールドワーク― (単著) 2013/03
11. 論文  青年期における〈成長する〉及び〈老いる〉ことに対するイメージの研究 (単著) 2013/03
12. 論文  年次段階を踏んだ授業改善 (単著) 2013/03
13. 論文  古代ギリシャにみる「癒しのトポス」と現代の心理療法(1)―古代ギリシャのアスクレピオンに関するフィールドワーク― (単著) 2012/03
14. 論文  多角的・統合的・創造的な心理学知の醸成のために (単著) 2012/03
15. 論文  実習・実践体験での学びの意義と課題-個別事例から- (単著) 2011/03
16. 著書  心理学ワールド50号刊行記念出版 (共著・編著(代表編著を除く)) 2011/03
17. 論文  年次段階を踏んだカリキュラムについて
-心理学の「広さ」「深み」「奥行き」- (単著) 2010/03
18. 論文  病/治癒のイメージについての臨床心理学的考察 (単著) 2010/03
19. 著書  ワークショップ大学生活の心理学 (共著・編著(代表編著を除く)) 2009/03
20. 著書  身体の病と心理臨床 (共著・編著(代表編著を除く)) 2009/03
21. 論文  遊戯療法の歴史的概観 (単著) 2009/03
22. 論文  遺伝性疾患をめぐる心理的課題 (単著) 2008/10
23. 著書  心理臨床における臨床イメージ体験 (共著・編著(代表編著を除く)) 2008/03
24. 論文  大学生の遺伝子診断に関する意思決定と支援ニーズとの関連 (共著・編著(代表編著を除く)) 2008/03
25. 論文  心理的援助の方法としての遊戯療法 (単著) 2007/12
26. 著書  朝倉心理学講座9 臨床心理学 (共著・編著(代表編著を除く)) 2007/04
27. 論文  遺伝子診療における心理臨床の試み (単著) 2007/03
28. 著書  心理臨床における個と集団 (共著・編著(代表編著を除く)) 2007/03
29. 著書  生命倫理百科事典 第3版 (共著・編著(代表編著を除く)) 2007/01
30. 著書  心理学実習 基礎編 (共著・編著(代表編著を除く)) 2006/12
31. 著書  臨床心理面接研究セミナー (共著・編著(代表編著を除く)) 2006/12
32. 論文  「遺伝子」「遺伝」に対するイメージ研究(1) -質問紙調査- (単著) 2006/03
33. 論文  「遺伝子」「遺伝」に対するイメージ研究(2) -PAC分析- (単著) 2006/03
34. 論文  サウス・カロライナ大学における遺伝 カウンセリング (単著) 2006/03
35. 論文  遺伝SCT作成の試み (単著) 2006/03
36. 論文  遺伝カウンセリング事例の分類にみる医学的テーマと心理的テーマ (共著・編著(代表編著を除く)) 2006/03
37. 論文  臨床心理士の職域・機能・効果研究 (共著・編著(代表編著を除く)) 2006/02
38. 論文  診療の基本:カウンセリング(日本産科婦人科学会専門医制度・研修コーナー) (単著) 2005/10
39. 著書  遺伝相談と心理臨床 (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/09
40. 著書  心理療法ハンドブック (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/09
41. 著書  カウンセラーのための基本104冊 (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/06
42. 論文  「存在することへの罪」を抱えて来談した青年期女性との面接過程 (単著) 2005/03
43. 論文  遺伝カウンセリング -臨床倫理- (単著) 2005/03
44. 著書  心理療法と医学の接点 (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/03
45. 著書  心理臨床家アイデンティティの育成 (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/03
46. 著書  遊戯療法と子どもの今 (共著・編著(代表編著を除く)) 2005/03
47. 論文  遺伝カウンセリングと人間存在 -心理的側面から- (単著) 2004/05
48. 論文  わが国の小児科領域における子どもへのインフォームド・コンセントについて ―特に悪性・難治性疾患において― (単著) 2004/03
49. 著書  先端医療シリーズ21「乳癌の最新医療」 (共著・編著(代表編著を除く)) 2003/06
50. 著書  保育士のための精神保健 (共著・編著(代表編著を除く)) 2003/06
51. 論文  遺伝カウンセリングにおける心理臨床 (単著) 2003/03
52. 論文  夜尿症で来談した小3男児とのプレイセラピー (単著) 2003/03
53. 論文  医療現場における心理カウンセリング (共著・編著(代表編著を除く)) 2002/08
54. 著書  魂と心の知の探求 (共著・編著(代表編著を除く)) 2001/07
55. 論文  京都大学医学部付属病院遺伝子診療部の紹介 -心理職との連携- (共著・編著(代表編著を除く)) 2001/06
56. 論文  「花粉症の患者指導・7つの鉄則」 (共著・編著(代表編著を除く)) 2001/03
57. 著書  カウンセリング事典 (共著・編著(代表編著を除く)) 1999/12
■ 現在の専門分野
臨床心理学 
■ 所属学会
1. 2017~ 日本健康心理学会
2. 2015/05~ 箱庭療法学会
3. 2012/04~ 日本ユング心理学会
4. 2002/05~2012/03 日本遺伝カウンセリング学会
5. 2005/04~2009/03 ∟ 遺伝カウンセラー制度委員
6. 1998/08~ 日本心理臨床学会
7. 2005/02~2006/03 ∟ 資格問題調査プロジェクト委員
■ 学会発表
1. 2023/12/02 乳がんサバイバーのPTG、ボディイメージ、心理的適応の関連-2波のパネル調査より-(日本健康心理学会第36回大会)
2. 2023/09/03 女性乳がん経験者のPTGとsense of coherenceの関連(日本心理臨床学会第42回大会)
3. 2022/11 乳がんサバイバーのPTGとセルフコンパッションの関連-出来事の中心性を媒介として-(日本健康心理学会第35回大会)
4. 2022/10 (中村桂子氏による特別講演における指定討論)生きものが語る物語から人間を考える-生命誌の視点から-(日本心理臨床学会第41回大会)
5. 2022/09 診断後5年以内の女性乳がんサバイバーのposttraumatic growth-がんへの心理的適応および肯定的ボディイメージとの関連-(日本心理臨床学会第41回大会)
6. 2021/11/15 女性乳がんサバイバーにおける出来事の中心性とPTGおよびボディイメージの関連(日本健康心理学会第34回大会)
7. 2021/09/03 乳がんという病の体験と身体との受容的信頼関係、心理的well-being(日本心理臨床学会第40回大会)
8. 2020/11 女性乳がんサバイバーの病の不確かさと PTG、ボディイメージの関連 -ソーシャルサポート認知を調整変数として-(日本心理臨床学会第39回大会)
9. 2020/11 乳がんサバイバーの身体との受容的信頼関係と心理的適応の関連 ─配偶者からの情緒的サポートにも着目して─(日本健康心理学会第33回大会)
10. 2019/09/29 女性乳がん経験者のposttraumatic growthとQOLとの関連―ボディ・イメージの観点から―(日本健康心理学会第32回大会)
11. 2019/06/08 若年性乳がんサバイバーの「病を生きる」体験過程-「若年性」及び「関係を生きる」という観点から(日本心理臨床学会第38回大会)
12. 2018/08/31 乳がん体験者および前立腺がん体験者の病の語り―計量テキスト分析を用いて―(日本心理臨床学会第37回大会)
13. 2018/06/23 女性乳がん体験者の「病の語り」およびそれに関わる要因―計量テキスト分析を用いて―(日本健康心理学会第31回大会)
14. 2013/09/07 疾患別「病の体験」の基礎研究-呼吸器系、循環器系、消化器系、内分泌系患者に対する質的インタビュー調査(日本健康心理学会第26回大会)
15. 2011/06 身体疾患患者における「病体験」が生活・生き方へ与える影響について―疾患別での違いに注目した比較検討―(日本心身医学会)
16. 2010/09 身体疾患に対する心理臨床的アプローチの量的基礎研究(1)―年代・性別による選択された身体的病内容の比較―(日本心理臨床学会)
17. 2010/09 身体疾患に対する心理臨床的アプローチの量的基礎研究(2)―病の体験による生活・生き方の変化(日本心理臨床学会)
18. 2010/09 身体疾患に対する心理臨床的アプローチの量的基礎研究(3)―年代・性別からみた病体験影響度の比較―(日本心理臨床学会)
19. 2010/09 身体疾患に対する心理臨床的アプローチの量的基礎研究(4)(日本心理学会)
20. 2010/09 身体疾患に対する心理臨床的アプローチの量的基礎研究(5)(日本心理学会)
21. 2007/09 (事例発表)(日本心理臨床学会ワークショップ)
22. 2006/11 大学生の遺伝子診断に関する意思決定と支援のニーズ(日本心理学会)
23. 2006/09 遺伝カウンセリングにおける心理臨床(1)-医学的主訴と心理的主訴から見えてくる心理臨床の意義-(日本心理臨床学会)
24. 2006/09 遺伝カウンセリングにおける心理臨床(2)-「遺伝SCT」の開発とその臨床的活用-(日本心理臨床学会)
25. 2006/05 遺伝カウンセリングにおける“イメージ”とその語り(日本遺伝カウンセリング学会)
26. 2005/05 「遺伝子」「遺伝」に対するイメージ研究(日本遺伝カウンセリング学会)
27. 2005/01 Psychological themes in genetic counseling-from the view point of classifying the psychological chief complaints(New perspectives in Affective Science)
28. 2004/05 遺伝カウンセリングにおける心理的テーマ -心理的主訴の分類を通して-(日本遺伝カウンセリング学会)
29. 2004/05 難聴を主訴に来談した青年期女性の事例―「主体として生きることの援助」としての遺伝カウンセリング―(日本遺伝カウンセリング学会)
30. 2004/05 発症前遺伝子診断を受けた男性の事例 -検査過程における心理的援助について(日本遺伝カウンセリング学会)
31. 2003/12 遺伝カウンセリングにおける心理的側面の重要性(日本分子生物学会)
32. 2003/10 家族性腫瘍患者と家族の心理的問題(日本癌治療学会)
33. 2003/09 遺伝子診療と心理臨床(日本心理臨床学会)
34. 2003/05 出生前診断を希望して来談した女性の事例―心理的側面の重要性(日本遺伝カウンセリング学会)
35. 2002/05 遺伝カウンセリングと心理療法(2)症例(日本遺伝カウンセリング学会)
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2017/12 伊藤良子(編)『遊戯療法―様々な領域の事例から学ぶ―』分担執筆
2. 2009/03 藤本忠明・東正訓(編)『ワークショップ大学生活の心理学』
3. 2007/04 桑原知子(編)『臨床心理学』
4. 2006/12 高石浩一・谷口高士(編)『心理学実習/基礎編』
5. 2005/09 氏原寛・乾吉佑・亀口憲治・成田善弘・東山紘久・山中康裕(編)『心理療法ハンドブック』
6. 2005/06 氏原寛・下山晴彦・東山紘久・山中康裕(編)『改訂新版 カウンセラーのための基本104冊』
7. 2003/06 小山博記・霞富士雄(監修)『先端医療シリーズ21「乳癌の最新医療」』
8. 2003/06 藤村聡(編)『保育士のための精神保健』
9. 1999/12 氏原寛・小川捷之・近藤邦夫・鑪幹八郎・東山紘久・村山正治・山中康裕(編)『カウンセリング事典』
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 2019/02~ 公認心理師
2. 2002/04~ 臨床心理士
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~  心理支援専門職のためのリカレント教育プログラムの開発  
2. 2020/04~  乳がんサバイバーの病の体験過程におけるposttraumatic growth 基盤研究(C) 
3. 2016/04~2020/03  女性乳がん体験者の病の体験過程およびそれに関わる要因についての心理臨床学的研究 基盤研究(C) 
4. 2009/04~2013/03  身体疾患に対する心理臨床的アプローチの基礎研究 基盤研究(B) 
■ 社会における活動
1. 2016/01 茨木市立福井幼稚園研修会講師
2. 2006/04~ 神戸市立中央市民病院倫理委員会委員
3. 2004/04~2012/03 大阪科学技術センター委員
4. 2002/01~ 京都府 AIDS/HIV派遣カウンセラー
■ 委員会・協会等
1. 2006/04~ 神戸市立中央市民病院倫理委員会 委員
2. 2004/04~2012/03 大阪科学技術センター 委員
■ 資格・免許
1. 2002/04/01 臨床心理士
2. 2019/02 公認心理師
■ 学内職務
1. 2007/04 追手門学院大学 地域支援心理研究センター 所員
2. 2007/04~2012/03 追手門学院大学心のクリニック相談員
3. 2008/04~2010/03 キャリア開発部委員
4. 2008/04~2010/03 図書館委員
5. 2010/04~2012/03 入試主事
6. 2012/04~2013/08 学生部委員
7. 2012/04~2013/08 大学問題連絡協議会委員
8. 2015/04~2016/03 キャンパスハラスメント委員
9. 2017/04~2018/03 学部内倫理委員
10. 2017/04~2019/03 広報担当委員
11. 2017/04~2019/03 入試・広報担当委員
12. 2019/04~2021/03 教務委員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針:心理学を学ぶことが、単なる「知識」の蓄積や専門家になるための「訓練」のみならず、学ぶ人自身にとってもより深く生きるための「知恵」を生み出してくれるものになればと思いながら教育活動を行っています。
2. (2)研究活動の方針:精神科領域の疾患だけでなく、遺伝性疾患、HIV、癌、慢性疾患など、身体疾患を抱えた方にお会いしながら、「こころ」と「からだ」や、人間にとっての「病」の意味、心理臨床的援助の可能性とそのあり方などについて、実践的・実証的研究を行っています。また、さまざまな困難を抱えておられるお子さまやご家族への心理臨床的援助についても研究しています。
3. (3)社会貢献活動の方針:臨床心理士・公認心理師として、身体疾患を持った方々や、生きる困難を抱えておられるお子さま・ご家族への心理臨床的援助を行っています。そして、臨床実践や実証研究から得られた知見を、社会に意味あるものとして還元していけるよう努めています。
■ メールアドレス
  kyoin_mail