(最終更新日:2022-06-24 10:57:34)
  マツカ ユウコ   MATSUKA YUKO
  松家 裕子
   所属   追手門学院大学  共通教育機構
   職種   教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 中国
研究のキーワード : 中国文学、漢詩、語りもの(芸能)
研究に関するコメント : 音楽をともなう詩に関心をもち、漢詩のうちとくに「楽府(がふ)」と呼ばれる一群の詩と、現代中国の語りもの(芸能)を研究しています。ひとつひとつの作品を大切に読み解く作業を進めながら、中国の文学や文化を、「過去のもの」「向こうにあるもの」ではなく、今、ここに生きるわたし(たち)につながるものとして有効に説明するにはどうすればよいか、それを考えています。
■ 学歴
1. 1980/04~1981/03 京都大学 教育学部
2. 1981/04~1984/03 京都大学 文学部 卒業
3. 1984/04~1986/03 京都大学大学院 文学研究科 中国語学中国文学専攻 修士課程修了 文学修士
4. 1986/04~1989/03 京都大学大学院 文学研究科 中国語学中国文学専攻 博士課程中退
5. 1986/09~1988/03 京都大学大学院 文学研究科 中国語学中国文学専攻博士後期課程 博士課程休学
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■ 職歴
1. 1989/04~1990/03 京都大学 文学部 助手
2. 1990/04~1995/03 追手門学院大学 文学部 講師
3. 1995/04~2003/03 追手門学院大学 文学部 助教授
4. 2003/04~2007/03 追手門学院大学 文学部 教授
5. 2007/04~2017/03 追手門学院大学 国際教養学部 アジア学科 教授
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■ 著書・論文歴
1. 著書  『中国浙江講唱文藝研究 ―勧善・免災の機能から考えるー』(科学研究費報告書) (代表編著) 2020/03
2. 論文  宝卷的书面文本与口头语言 -试探绍兴宣卷的插花 (単著) 2019/10/19
3. 論文  中国金華の語りもの芸能・金華道情の作家、章竹林さんについて (単著) 2019/03
4. 論文  高橋和巳と顔延之「秋胡行」―論文「中国の物語詩」を読む (単著) 2018/06
5. その他 ASUの会のこと (単著) 2018/03
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■ 現在の専門分野
中国文学 
■ 所属学会
1. 2004~ 説話・伝承学会
2. 1988~ 東方学会
3. 1984~ 日本中国学会
■ 学会発表
1. 2019/10/19 宝卷的书面文本与口头语言 -试探绍兴宣卷的插花(中国宝卷国際研討会)
2. 2018/08/21 コメンテーター 胡暁真「明清方志的文学解読」(明清研習営)
3. 2017/04/06 現代常熟市《香山宝巻》的表演形式与中国伝統女性文化特点(松家は「討論人」(コメンテーター))(東文研セミナー)
4. 2017/03/19 「中国の物語詩 ―おもに「秋胡行」について」(特集:高橋和巳の中国文学研究(2))(桃の会例会)
5. 2016/11/12 「新宝巻」にみえる信仰のありかた ―孤魂と免災―(日本道教学会第67回大会)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2002/04~  口承の世界を視野に入れることによる中国文学の再解釈  
2. 2014/04~2017/03  浙江金華口承文藝研究 ―語りもの藝能「金華道情」を中心に― 基盤研究(C) 
3. 2011/04~2014/03  中国江南唱導文藝研究 ―上演・テキスト・信仰― 基盤研究(C) 
4. 2008/04~2011/03  中国近世唱導文藝研究 ―江南地域における実態調査 基盤研究C 
■ 講師・講演
1. 2017/03/29 宝巻的清代文本与当代演出 ―以紹興宣巻《太平宝巻》為例(復旦大学、上海、中国)
2. 2015/07/18 紹興宣巻と『太平宝巻』―上演・抄本・石印本―(京都大学)
3. 2008/08/26 評劇(東京、日本)
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. 書物の中であれ、現実の生活であれ、生き生きと躍動する精神に触れることを最も愛する。むずかしいことではあるが、自らの研究と教育がこれを抑圧することがないよう、そしてこれにいささかでも資するようありたいと願っている。
2. 誤った読みかた、つきあいかたをすると、「わたしたち」の生きる社会に大きな悲劇がもたらされるものがある。「中国」も「文学(ことば)」もそれに含まれるにちがいない。「中国文学」において真理を探究し、それを若い人たちと共有することによって、悲劇を回避することに少しでも役に立ちたいと考えている。
3. (1)教育活動の方針     真理・真実がないがしろにされる社会では、何が正しいかではなく、だれが権力をもつかによってものごとが決まり、無用の争いと暴力がはびこる。わたしの前には、中国語、中国の文化、文学について学びたいという人たちがやってくる。そうした人たちが、学習・研究によって真理・真実に接近することを促し、助けることがわたしの仕事である。ともすれば画一的、抑圧的、暴力的になりがちな教育という場で、自由と個性を尊重し、学ぶことの意義と楽しさを体得してもらうことが、教育上の方針であり目標である。
4. (2)研究活動の方針     中国文学さらには中国社会全般に興味・関心を抱いているが、おもに、中国の詩のうち、音楽をともなってうたわれあるいは語られたジャンルを研究してきた。そのうち、漢から魏晋南北朝の「楽府(がふ)」と、明代から現在にいたる語りもの(芸能)のテキスト「宝巻」が二本柱である。古典とされる漢詩や現代中国の語りもの(芸能)を、過去のもの、”むこうにあるもの”としてではなく、今ここに生きるわたし(たち)に直接つながるものととらえ、個々の作品の正しい解釈を基礎に、中国の社会、そして文学という人間の重要な営みの意味を、より正しく説明することに貢献したいと考えている。
5. (3)社会貢献活動の方針     大学において自らの教育と研究を誠意に行なうことが、わたし自身が行なうべき第一の社会貢献であると考えているが、社会に生きるさまざまな人たちに中国語教育を行なったり、中国語にかかわる支援に参加すること、また、自らの研究内容について一般の読者向けに著書を刊行したりすることによって、大学内に閉じない社会貢献をしたいという思いも、もっている。
■ メールアドレス
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