■ 一般向け情報
研究ジャンル : 中国 研究のキーワード : 中国文学、漢詩、語りもの(芸能) 研究に関するコメント : 音楽をともなう詩に関心をもち、漢詩のうちとくに「楽府(がふ)」と呼ばれる一群の詩と、現代中国の語りもの(芸能)を研究しています。ひとつひとつの作品を大切に読み解く作業を進めながら、中国の文学や文化を、「過去のもの」「向こうにあるもの」ではなく、今、ここに生きるわたし(たち)につながるものとして有効に説明するにはどうすればよいか、それを考えています。
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■ 学歴
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■ 職歴
1.
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1989/04~1990/03
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京都大学 文学部 助手
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2.
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1990/04~1995/03
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追手門学院大学 文学部 講師
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3.
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1995/04~2003/03
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追手門学院大学 文学部 助教授
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4.
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2003/04~2007/03
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追手門学院大学 文学部 教授
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5.
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2007/04~2017/03
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追手門学院大学 国際教養学部 アジア学科 教授
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6.
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2017/04~2022/03
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追手門学院大学 基盤教育機構 教授
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■ 著書・論文歴
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■ 現在の専門分野
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■ 所属学会
1.
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2004~
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説話・伝承学会
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2.
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1988~
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東方学会
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3.
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1984~
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日本中国学会
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■ 学会発表
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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■ 講師・講演
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■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1.
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書物の中であれ、現実の生活であれ、生き生きと躍動する精神に触れることを最も愛する。むずかしいことではあるが、自らの研究と教育がこれを抑圧することがないよう、そしてこれにいささかでも資するようありたいと願っている。
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2.
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誤った読みかた、つきあいかたをすると、「わたしたち」の生きる社会に大きな悲劇がもたらされるものがある。「中国」も「文学(ことば)」もそれに含まれるにちがいない。「中国文学」において真理を探究し、それを若い人たちと共有することによって、悲劇を回避することに少しでも役に立ちたいと考えている。
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3.
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(1)教育活動の方針 真理・真実がないがしろにされる社会では、何が正しいかではなく、だれが権力をもつかによってものごとが決まり、無用の争いと暴力がはびこる。わたしの前には、中国語、中国の文化、文学について学びたいという人たちがやってくる。そうした人たちが、学習・研究によって真理・真実に接近することを促し、助けることがわたしの仕事である。ともすれば画一的、抑圧的、暴力的になりがちな教育という場で、自由と個性を尊重し、学ぶことの意義と楽しさを体得してもらうことが、教育上の方針であり目標である。
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4.
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(2)研究活動の方針 中国文学さらには中国社会全般に興味・関心を抱いているが、おもに、中国の詩のうち、音楽をともなってうたわれあるいは語られたジャンルを研究してきた。そのうち、漢から魏晋南北朝の「楽府(がふ)」と、明代から現在にいたる語りもの(芸能)のテキスト「宝巻」が二本柱である。古典とされる漢詩や現代中国の語りもの(芸能)を、過去のもの、”むこうにあるもの”としてではなく、今ここに生きるわたし(たち)に直接つながるものととらえ、個々の作品の正しい解釈を基礎に、中国の社会、そして文学という人間の重要な営みの意味を、より正しく説明することに貢献したいと考えている。
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5.
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(3)社会貢献活動の方針 大学において自らの教育と研究を誠意に行なうことが、わたし自身が行なうべき第一の社会貢献であると考えているが、社会に生きるさまざまな人たちに中国語教育を行なったり、中国語にかかわる支援に参加すること、また、自らの研究内容について一般の読者向けに著書を刊行したりすることによって、大学内に閉じない社会貢献をしたいという思いも、もっている。
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■ メールアドレス
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