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    (最終更新日:2023-12-11 01:46:06)
  ハシモト ユキエ
  橋本 幸枝
   所属   追手門学院大学  経営学部 経営学科
   職種   講師
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 情報技術
研究のキーワード : 画像情報処理、ICT
研究に関するコメント : 畜産経営効率化への貢献を目指して、ICT を活用した牛のモニタリングシステムのための研究(牛の行動追跡と行動認識のための特徴抽出手法の開発)を行っています。
■ 学歴
1. 2001/04~2003/03 大阪市立大学 工学研究科 情報工学専攻 修士課程修了 修士(工学)
■ 職歴
1. 2003/04~2004/03 川崎重工業株式会社 汎用機カンパニー企画本部情報システム部
2. 2005/04~2010/03 大阪成蹊大学 現代経営情報学部(現 マネジメント学部) 助手
3. 2010/04~2010/10 大阪市立大学 新産業創生研究センターインキュベータ次世代検索エンジR&D研究室 研究員補助
4. 2010/11~2012/03 大阪市立大学大学院 工学研究科電子情報系専攻情報処理工学研究室 研究員
5. 2011/04~2018/03 大阪成蹊大学 マネジメント学部 非常勤講師
6. 2012/04~2019/03 追手門学院大学 経営学部 非常勤講師
7. 2012/07~2013/03 大阪市立大学大学院 工学研究科電子情報系専攻情報処理工学研究室 研究員
8. 2012/09~ 関西学院大学 共通教育センター 非常勤講師
9. 2013/10~2014/03 大阪市立大学大学院 工学研究科電子情報系専攻情報処理工学研究室 短時間勤務教職員
10. 2014/04~ 関西学院大学 国際学部 非常勤講師
11. 2016/04~2019/03 近畿大学 経済学部 非常勤講師
12. 2019/04~2022/03 追手門学院大学 経営学部 経営学科 特任助教
13. 2022/04~ 追手門学院大学 経営学部 経営学科 講師
■ 著書・論文歴
1. 論文  COLOR SPACE CONVERSION TECHNIQUE FOR CATTLE REGION EXTRACTION WITH APPLICATION TO ESTRUS DETECTION (代表編著) 2022/10
2. 論文  経営学部におけるWebページ作成演習の試み (共著・編著(代表編著を除く)) 2022/06
3. 論文  Robust tracking of cattle using super pixels and local graph cut for monitoring systems (代表編著) 2020/08
4. 論文  A Novel Method for Contact-Free Measurement of Dolphin’s Body Size Using a 3D Bezier Curve (共著・編著(代表編著を除く)) 2014/04
5. 論文  A Method of Overlapping Range Data onto Onmidirectional Image (共著・編著(代表編著を除く)) 2012/05
6. 論文  Recognition of Human Posture from 3D Surface Data of Laser Range Sensor Using Human Ellipsoid Tree Model and Blackboard Model For Human Surveillance (共著・編著(代表編著を除く)) 2011/11
7. 論文  Fast multi-slit composition method using attitude measurement unit for pedestrian detection (代表編著) 2011/06
■ 現在の専門分野
システム工学 
■ 所属学会
1. 2022~ 教育システム情報学会
2. 2021~ 映像情報メディア学会
■ 学会発表
1. 2023/11/02 An Innovative Framework for Cattle Activity Monitoring: Combining AI-Based Markov Chain Model with IoT Devices(The 9rd International Conference on Science and Technology (ICST UGM 2023))
2. 2021/09/15 Cattle Region Extraction Using Color Space Conversion(The 15th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2021))
3. 2019/08/28 Robust Tracking of Cattle Using Super Pixels and Local Graph Cut for Monitoring Systems(The 14th International Conference on Innovative Computing, Information and Control (ICICIC2019))
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2021/04~2024/03  水生野生動物の非接触での胴まわりの測定とやせ具合を簡便に数値化する手法の開発 基盤研究(C) 
■ 取得特許
1. 2013/10/07 撮像システム及び撮像方法(特開 2013-207415)
2. 2012/10/22 対象物の認識システム、見守りシステム、監視システム(特開2012-202883)
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針:グローバル化が進む社会に対応するには、豊富な知識を身につけ、それを正しく活用する力が求められる。学生には、リテラシーを高め、多種多様な問題に対して適応できる人材になってほしい。思考力を深め多角的な視点が身につくような授業を心掛けている。
2. (2)研究活動の方針:近年、牛の生産方法は自然交配から人工授精にほとんど移行しており、牛の発情検知は、人工授精のタイミングを見極めるのに非常に重要である。一方では、牛の発情行動を目視で検知するには限界があり、多くの見逃しが起きているのが現状である。そこで、ICT(情報通信技術)を活用し、ビデオカメラを使用した非接触の発情検知技術の開発を目指している。研究活動を行っていく中で、独創性、想像力、情報収集力、観察眼を大切にしたいと思っている。
3. (3)社会貢献活動の方針:技術的な側面から、現代社会が抱える問題の解決に少しでも寄与できることを目指していきたい。具体的には、畜産分野でのICT(情報通信技術)の活用である。全国農業総生産額の3割以上を占める畜産は、高齢化に伴って近年その生産性の低下が大きな問題となっている。現在取り組んでいる研究の進展により、高齢化が進展しつつある農家の労働力不足や家畜生産性の改善に伴う地域活性化が期待できる。