(最終更新日:2023-04-13 12:50:27)
  サクライ ツツミ   SAKURAI TSUTSUMI
  櫻井 鼓
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   准教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 犯罪心理
研究のキーワード : トラウマ、PTSD、犯罪被害者、被害者支援、二次的外傷性ストレス、少年非行
研究に関するコメント : 非行やいじめ、SNSトラブルといった子どもの非行問題やトラウマについての研究を進めています。犯罪被害に遭った本人や家族、遺族の心理、被害者や遺族を支援する援助者の外傷性ストレスの研究も進めています。
■ 学歴
1. 1992/04~1996/03 横浜国立大学 教育学部 卒業 学士(教育)
2. 1996/04~1998/03 横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士課程修了 修士(教育学)
3. 2008/04~2010/09 東京学芸大学大学院連合学校 教育学研究科 博士課程修了 博士(教育学)
■ 職歴
1. 2019/04~ 追手門学院大学 心理学部 心理学科 准教授
2. 2020/01~ 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 行動医学研究部 客員研究員
3. 2020/09~ 武蔵野大学 心理臨床センター 客員研究員
4. 2021/07~ 兵庫県こころのケアセンター 客員研究員
5. 2017/04~2019/03 神奈川県警察本部 生活安全部少年育成課少年相談・保護センター
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■ 著書・論文歴
1. 著書  「トラウマをめぐって―施策、研究、臨床―」 『心とは何か』川口潤(編) (共著・編著(代表編著を除く)) 2023/01
2. その他 被害者支援トピックス「子どもへの性暴力~最近の動向~」 (単著) 2023/01 Link
3. 論文  交通事故被害者の刑事手続への心証と心理的苦痛の変化 (共著・編著(代表編著を除く)) 2022/12
4. その他 レクチャーシリーズ用語集42「グルーミング」 (単著) 2022/12
5. その他 解離と全体会シンポジウム (単著) 2022/12
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■ 現在の専門分野
臨床心理学, 犯罪 (キーワード:トラウマ・PTSD・被害者支援・少年非行・二次的外傷性ストレス) 
■ 所属学会
1. 2005/03~ 日本トラウマティック・ストレス学会
2. 2016/09~ ∟ 編集委員会委員
3. 2014/05~ ∟ 犯罪被害者支援委員会委員
4. 2016/09~ ∟ 学会誌査読者
5. 2022/12~ 日本被害者学会
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■ 学会発表
1. 2022/09 ミニシンポジウム「臨床犯罪心理学における感情労働」話題提供者(日本犯罪心理学会第60回大会)
2. 2022/09 女子受刑者の犯罪行動と関連要因についての検討―逆境体験・アタッチメント・抑うつ耐性に着目して―(日本犯罪心理学会第60回大会)
3. 2022/07 SNSを介した子どもの性被害の実態(第21回日本トラウマティック・ストレス学会)
4. 2022/07 大会企画ワークショップ「司法心理療法の実際」コメンテーター(第11回日本精神分析的心理療法フォーラム)
5. 2021/07 大会企画分科会「心理療法で語られるトラウマの物語」シンポジスト(第10回日本精神分析的心理療法フォーラム)
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■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2020/11 「司法・犯罪心理学」 川畑直人・大島剛・郷式徹(監修) 公認心理師の基本を学ぶテキスト
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022/04~2025/03  事件・事故の被害者等調査困難な人を対象とするインターネット調査の課題と対策 基盤研究(C) 
2. 2021/04~2024/03  自画撮り被害における児童の送信行動に影響を与える要因と被害予防教育の指標の検討 基盤研究(C) 
3. 2022/05~2022/09  女子受刑者の犯罪行動と心理学的要因に関する研究―再犯防止への支援に向けて―(加古川刑務所との共同研究)  
4. 2020/04~2024/03  交通事故被害者の継続支援の方法に関する研究(公益財団法人交通事故総合分析センター・科学警察研究所・大正大学との共同研究)  
5. 2021/07~2022/03  福祉犯被害少年の心理と支援のあり方についての研究(兵庫県こころのケアセンターとの共同研究)  
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■ 講師・講演
1. 2023/04 TikTok Japan主催セーフティーパートナー・カウンシル「グルーミングとこどもの支援」(渋谷)
2. 2023/02 三重県臨床心理士会主催全体研修会「青少年の性被害・性加害の現状と対応」(三重県教育文化会館)
3. 2023/02 神奈川県伊勢原市学校保健会主催「小中学生が陥りやすい性犯罪の事例と対策」(神奈川県伊勢原市立図書館)
4. 2023/02 兵庫県警察本部主催少年健全育成研究会「グルーミングの実態と被害少年の心理」(兵庫県警察本部)
5. 2022/12 KIPP主催研修会「性被害のカウンセリング」(オンライン)
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■ 社会における活動
1. 2022/07 2022年度日本臨床心理士会主催定例研修会「第24回被害者支援研修会」対談
2. 2022/07 日本精神分析的心理療法フォーラム第11回大会企画全体会「解離の再考」司会
3. 2017/07~ 日本臨床心理士会 被害者支援委員会委員
4. 2022/01 2021年度日本臨床心理士会主催「全国団体会員被害者支援担当者研修会」カレントトピックス
5. 2021/08 2021年度日本臨床心理士会主催定例研修会「第23回被害者支援研修会」指定討論者
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■ 委員会・協会等
1. 2021/08~ 警察庁交通局 交通事故被害者サポート事業検討会 委員
■ 資格・免許
1. 1998/03 小学校教諭専修免許
2. 2000/04 臨床心理士
3. 2019/02 公認心理師
■ 学内役職・委員
1. 2020/04/01~2022/03/31 追手門学院大学大学院 心理学専攻主任
2. 2023/04/01~ 追手門学院大学 学生相談室長
3. 2023/04/01~ 追手門学院大学 心の相談室長
■ 学内職務
1. 2019/04~ 追手門学院大学 地域支援心理研究センター附属「心の相談室」相談員
2. 2019/04~2020/03 国際交流教育センター委員
3. 2022/04~ 倫理委員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針 変化していく社会情勢に対応するためには、時代の流れに敏感である必要がある。社会全体の動きを知り、その中で自分ができることを考えられるようになって欲しい。身近な資料や映像を用いて、犯罪に関わる問題に対する臨床心理学に基づいた見方を教えている。
2. (2)研究活動の方針 私は、犯罪被害に遭った人の心の傷(トラウマ)及びトラウマを負った人を支援する援助者のストレス(二次的外傷後ストレス)に関する研究を行っている。トラウマ後の反応と、トラウマを負った人にどのように支援をしたら良いのかを明らかにすることで、事件や事故後の援助活動を改善させるようにしたい。
3. (3)社会貢献活動の方針 トラウマは一般的な用語になりつつあるが、深い傷つきであることや援助の難しさと必要性について、まだ正確に知られていない部分がある。被害者は特別な存在ではなく、被害に遭う可能性は誰にでもある。現在トラウマに携わっている援助者だけではなく、より多くの人にトラウマについて知ってもらい、日々発生している危機に対して、適切な対応と援助が行われるようにしたい。
■ ホームページ
   https://shishunkimondai.jp
   https://sakuraitsutsumi.jp/
■ メールアドレス
  kyoin_mail