(最終更新日:2022-10-14 16:12:56)
  カネマサ ユウジ
  金政 祐司
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 社会心理
研究のキーワード : 恋愛関係 夫婦関係 友人関係 親子関係 親密な関係における絆
研究に関するコメント : 青年・成人期における親密な対人関係(恋愛関係、友人関係、親子関係、夫婦関係)を対象に、それらの関係と個人の適応(精神的健康状態、幸福感など)との関連についての研究を行っています。
■ 学歴
1. 1991/04~1996/03 千葉大学 工学部 画像工学科 卒業
2. 1996/09~1999/05 San Francisco大学 Arts & Sciences学部 Psychology学科
3. 2000/04~2002/03 大阪大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 修士課程修了 修士
4. 2002/04~2004/03 大阪大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 博士課程中退
5. 2007/10
(学位取得)
大阪大学大学院 人間科学研究科 博士
■ 職歴
1. 2004/04~2006/03 相愛大学 人文学部人間心理学科 専任講師
2. 2006/04~2009/03 大阪人間科学大学 人間科学健康心理学科 専任講師
3. 2009/04~2011/03 大阪人間科学大学 人間科学健康心理学科 准教授
4. 2011/04~2015/03 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 准教授
5. 2011/04~2015/03 追手門学院大学 心理学部 心理学科 准教授
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■ 著書・論文歴
1. 著書  私たちはなぜ傷つけ合いながら助け合うのか: 心理学ビジュアル百科 社会心理学編 (共著・編著(代表編著を除く)) 2022/09
2. 著書  22章 友人関係、恋愛関係、仲間関係 児童心理学・発達科学ハンドブック  2022/08
3. 著書  入門アタッチメント理論 (共著・編著(代表編著を除く)) 2021/10/30
4. 著書  現代心理学辞典 (共著・編著(代表編著を除く)) 2021/02/25
5. 著書  公認心理師スタンダードテキストシリーズ4 心理学研究法 (共著・編著(代表編著を除く)) 2020/03
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■ 現在の専門分野
社会心理学, パーソナリティ心理学, 発達心理学 (キーワード:愛着、恋愛関係、友人関係、親子関係、対人関係での適応性) 
■ 所属学会
1. 2006~ 日本発達心理学会
2. 2014/01~2015/12 ∟ 発達心理学研究編集委員
3. 2019/01~2020/12 ∟ 発達心理学研究編集委員
4. 2021/12 ∟ 発達心理学研究副編集委員長
5. 2004~ 日本パーソナリティ心理学会
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■ 学会発表
1. 2021/09/12 Covid-19 は親密な関係をどう変えたか?―パンデミック前後での複数のパネルデータから見えてくるもの― (2021).(日本グループ・ダイナミックス学会第67 回大会)
2. 2021/09/11 ストーキング被害パターンと交際中のIPV 被害の関連(日本グループ・ダイナミックス学会第67 回大会)
3. 2021/09/11 スピードデーティングにおける「自発的接近行動」とマッチングしたペアの特徴に関する報告(日本グループ・ダイナミックス学会第67 回大会)
4. 2021/09/11 暴力を振るう相手からの離脱はどのようにして決まるか?―関係離脱意思の段階変化に及ぼす影響因の違い―(日本グループ・ダイナミックス学会第67 回大会)
5. 2021/09/01 愛着不安や被拒絶感はデート暴力加害をもたらすのか?(日本心理学会第85回大会)
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■ 受賞学術賞
1. 2019/11 日本心理学会 日本心理学会学術大会優秀発表賞 (「不確かな」好感に惹かれるか?-Speed Datingセッション間での中間フィードバックの効果)
2. 2019/09 日本心理学会 日本心理学会優秀論文賞 (親密な関係破綻後のストーカー的行為のリスク要因 に関する尺度作成とその予測力)
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2018/12 公認心理師の基礎と実践 社会・集団・家族心理学
2. 2017/03 エピソードでわかる社会心理学 恋愛関係・友人関係から学ぶ
3. 2016/09 社会心理学概論
4. 2016/02 対人社会心理学の研究レシピ: 実験実習の基礎から研究作法まで
5. 2015/04 他人の心理学
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018/04~2023/03  親密関係での問題行動に関する前向き研究:暴力・ストーキングの連関とその動的リスク 基盤研究(B) 
2. 2014/04~2018/03  青年期の愛着不安と自己愛傾向が不適応な状態や行動を生起させるプロセスに関する研究 基盤研究(C) 
3. 2013/04~2015/03  自己の対人関係調整機能の検討-社会的痛み制御の二過程モデルの構築と展開- 基盤研究(B) 
4. 2011/04~2014/03  青年期の愛着スタイルとその形成過程が自己の確立と将来への展望に及ぼす影響 基盤研究(C) 
5. 2007/04~2010/03  青年・成人期の愛着スタイルが恋愛関係ならびに熟年期の夫婦関係の質に及ぼす影響 若手研究(B) 
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■ 講師・講演
1. 2017/02/01 愛着不安と自己愛傾向は適応性を阻害するのか?(神戸学院大学)
■ 社会における活動
1. 2020/09 KTV関西テレビ放送「やすとも・友近のキメツケ!」
2. 2020/06 コロナ下の恋愛:オンラインデートで恋愛関係は変わるか?
3. 2019/09~2021/09 パーソナリティ研究常任編集委員
4. 2019/09 公募シンポジウム:「出会い」創出をめぐる心理学のもつ可能性と社会的期待;Speed Dating研究の展開 (2019)
5. 2019/09 公募シンポジウム:私たちの仕事をニュースや生活情報や娯楽にしたいと言われたとき,私たちはどうするか:心理学者の「サヴァイヴァル・スキル」としてのマスコミ対応を考える(社会心理学の場合)
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■ 資格・免許
1. 2006/10 専門社会調査士
■ 学内役職・委員
1. 2013/04/01~2014/03/31 追手門学院大学 学習支援室長
2. 2014/01/01~2017/03/31 追手門学院大学 心理学科長
3. 2014/01/01~2020/08/31 追手門学院大学 心理学部副学部長
4. 2020/09/01~ 追手門学院大学 副学長
■ 学内職務
1. 2011/04~2013/03 総合情報センター運営委員
2. 2012/04~2014/03 教育研究所所員
3. 2012/04~2014/03 入試主事
4. 2013/04~2014/03 学習支援室長
5. 2013/04~ 地域支援心理研究センター所員
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■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1)教育活動の方針:社会心理学の専門的な知識を学生に正確に伝達していくとともに、その知識を実践的な場面でどう活用するのか、また、物事を論理的に捉えるために社会心理学の知見がどのように役立つのかについて伝えていくための教育を行っている。それゆえ、社会心理学でこれまで培われてきた知見について、具体的かつ卑近な例を交えながら授業を行うとともに、それらに関連した事柄について学生に自ら積極的に考えてもらうことで、実社会においても役立つような知識と思考の獲得を促している。
2. (2)研究活動の方針:私の研究は、個人の信念や期待(青年・成人期の愛着スタイル)が、親密な二者関係の形成や進展、また、社会と関わることへの動機づけや将来への展望、個人の適応状態に対して及ぼす影響について検討することである。最近では、親密な関係内の暴力(DV、DaV)や親密関係破綻後のストーキングの長期的ならびに短期的な予測因子(危険因子・防御因子)を特定することで、それら問題の未然防止(一次予防)および早期発見と介入による深刻化防止(二次予防)を見据えた研究を行っている。
3. (3)社会貢献活動の方針:現在の私の研究課題は、上記のように、近年大きな社会的問題となっている親密な関係内の暴力や親密関係破綻後のストーキングに関するものである。それゆえ、それらの問題に対して、エビデンスに基づいた提言を行うことを可能とし、社会に還元することのできる研究知見を蓄積するものであると言える。また、学生とともにボランティア活動を行うサークルを結成し、警察や地域の方々の協力のもと、防犯ボランティア活動(防犯グッズの配布&見守り活動)も行っている。
■ ホームページ
   WORLD OF YUJI