(最終更新日:2024-03-27 01:54:18)
  イナバ サトシ
  稲葉 哲
   所属   追手門学院大学  地域創造学部 地域創造学科
   職種   講師
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 朝鮮半島
研究のキーワード : 韓国 中小企業 産業集積 実証分析 地域産業
研究に関するコメント : 韓国の地域産業や地域政策、中小企業などについて興味があり、データ分析をしたり、現地を訪問したりしています。
■ 学歴
1. 1996/04~1998/03 神戸大学 経済学研究科 国際経済 修士課程修了 修士(経済学)
2. 1998/04~2006/03 神戸大学 経済学研究科 国際経済 博士課程修了 博士(経済学)
■ 職歴
1. 2006/04~2007/03 韓国漢陽大学経済研究所 外国人研究員
2. 2008/09~2016/03 舞鶴工業高等専門学校 非常勤講師
3. 2009/04~2010/03 神戸大学経済経営研究所 大学等非常勤研究員
4. 2010/04~2012/03 神戸大学経済経営研究所 研究員
5. 2012/04~2015/03 追手門学院大学 経営学部 マーケティング学科 講師
6. 2013/04~2022/03 近畿大学 経済学部 非常勤講師
7. 2015/04~ 追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 講師
■ 著書・論文歴
1. 論文  播州織産地の取り組みに関する一考察 
―大城戸織布の事例から― (単著) 2024/03
2. 論文  産学連携プロジェクトの一考察 
─玉屋月心庵と追手門学院大学の事例から─ (単著) 2023/03
3. 論文  完州郡における六次産業化の取り組みに関する一考察 (単著) 2021/03
4. 論文  韓国における「伝統市場-大学協力事業」の一考察
―通仁市場と東国大学校の産学連携事業の事例から― (単著) 2018/03
5. 著書  ベンチャービジネス研究<3>ベンチャービジネスを取り巻く環境把握 ―価値創造・政策支援・事業計画・地域金融―(共著) (共著・編著(代表編著を除く)) 2018/03
6. 論文  韓国における下請政策と実態に関する一考察 (単著) 2016/03
7. 著書  事業承継入門<3>事業承継のためのマーケティングと経営管理(共著) (共著・編著(代表編著を除く)) 2015/02
8. 論文  韓国における受託製造加工の効率性に関する決定要因分析 (単著) 2013/08
9. 論文  通貨危機時およびそれ以後における韓国製造業の参入退出分析 (単著) 2013/06
10. 論文  韓国の中小企業に関する実証分析(神戸大学:博士論文) (単著) 2006/03
11. 論文  韓国における受託加工の分析-事業所データを利用した実証分析- (単著) 2009/11
12. 論文  韓国の産業立地に関する研究-委託加工と地域の研究- (単著) 2008/03
13. 論文  韓国製造業における中小企業の販売シェアの決定要因 (単著) 2000/12
14. その他 書評 百本和弘著『韓国経済の基礎知識 第2版』 (単著) 2016/11
15. その他 半月工業団地立地企業に対するインタビュー調査 (単著) 2007/03
■ 現在の専門分野
経済政策, 経営学 (キーワード:韓国、中小企業、産業集積、実証分析、地域産業) 
■ 所属学会
1. 2013/11~ 現代韓国朝鮮学会
2. 2011/10~ 日本中小企業学会
3. 2001/01~ 国際開発学会
■ 学会発表
1. 2012/09/23 韓国における受託製造加工の効率性に関する決定要因分析(日本中小企業学会)
2. 2012/06/01 한국에 있어서의 수탁제조가공의 효율성에 관한 결정요인분석(神戸大学、韓国漢陽大学校共同研究発表会)
■ 講師・講演
1. 2012/06 한국에 있어서의 수탁제조가공의 효율성에 관한 결정요인분석(韓国語報告)(神戸大学)
■ 学内職務
1. 2014/04~ 追手門学院大学ベンチャービジネス研究所 所員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. (1) 教育活動の方針:学生は、自ら考え、行動する力を身につける必要がある。そのためには、受け身で授業を受けるのではなく、自分の頭で考え、疑問が出ればよく調べて、友達と議論したりして、刺激しあいながら成長してほしいと思っている。私は、韓国や中小企業に関する授業をしているため、物事を多面的に見ることや、小さな工夫、他者との協力の重要性などについて触れ、学生たちも自ら考え、行動することを通じてお互いが勉強になるようにすることを心掛けている。
2. (2) 研究活動の方針:私の研究分野は、「韓国の中小企業に関する実証分析」であるため、韓国や日本の小規模経済主体の行動事例やデータから日韓比較や政策的インプリケーションを導き出すことを追求している。個別経済主体の特性と連携に注目し、データ分析や実地調査から、日韓の産業構造や中小企業の特徴、地域連携の可能性を明らかにしようと思っている。
3. (3) 社会貢献活動の方針:小規模経済主体の連携からお互いが学び、メリットが得られる取り組みを支援しようと心掛けている。例えば、商店街のお店の訪問、商店街のイベントのお手伝いなど、個人企業や学生などが交流することで、地域活性化のきっかけにできるようにしたい。学生には、地域貢献することで、自分の新しい可能性に気づいてほしいのでその機会を作ろうと意識している。