(最終更新日:2022-09-29 14:54:47)
  マスイ ケイタ
  増井 啓太
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   准教授
■ 一般向け情報
研究ジャンル : 社会心理
研究のキーワード : ダークトライアド、共感性、情動、ネット荒らし、犯罪の保護因子、
研究に関するコメント : 犯罪やインターネット上の様々なトラブルが発生する原因について、加害者の心理的特徴に着目し研究を行っています。併せて、犯罪抑制のための社会環境要因について、犯罪心理学、社会心理学の観点から検討しています。
■ 学歴
1. 2008/04~2010/03 広島大学 総合科学研究科 総合科学専攻 修士課程修了 修士(学術)
2. 2010/04~2012/09 広島大学 総合科学研究科 総合科学専攻 博士課程修了 博士(学術)
■ 職歴
1. 2008/04~2010/03 広島大学 総合科学部 ティーチング・アシスタント
2. 2010/04~2012/09 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
3. 2010/04~2013/03 比治山大学 短期大学部 非常勤講師
4. 2012/04~2013/03 呉医療センター付属呉看護学校 看護学科 非常勤講師
5. 2012/10~2013/03 日本学術振興会 特別研究員(PD)
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■ 著書・論文歴
1. 著書  入門 司法・犯罪心理学: 理論と現場を学ぶ  2022/03/14
2. 著書  感情制御ハンドブック: 基礎から応用そして実践へ  2022/03/03
3. 著書  パーソナリティのダークサイド (共著・編著(代表編著を除く)) 2021/04/05
4. 著書  情動と犯罪  2019/02/05
5. 著書  脳画像でみる精神疾患  2013/06/17
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■ 現在の専門分野
社会心理学, 臨床心理学 (キーワード:ダークトライアド、共感、攻撃性、ネット荒らし) 
■ 所属学会
1. 2008/04~ 日本心理学会
2. 2010/10~ 日本社会心理学会
3. 2012/01~ 日本パーソナリティ心理学会
4. 2010/04~ Association for Psychological Science
5. 2010/09~ Society for Personality and Social Psychology
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■ 学会発表
1. 2022/09/14 Dark Triad が新型コロナウイルス感染症患者への偏見的態度に及ぼす影響-内在的公正推論による調整効果の検討(日本社会心理学会第63回大会)
2. 2022/09/14 攻撃性が痛みの表現語の評価に及ぼす影響(日本社会心理学会第63回大会)
3. 2022/09/09 ネット荒らしに及ぼす Dark Tetrad とオンライン脱抑制の影響(日本心理学会第86回大会)
4. 2021/09/26 デマツイート拡散意図に関わる不確実さ不耐性と自己への関与の影響(日本パーソナリティ心理学会第30回大会)
5. 2021/09/01 二分法的思考と社会的排斥がネット荒らしに及ぼす影響(日本心理学会第85回大会)
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■ 受賞学術賞
1. 2021/09 日本パーソナリティ心理学会第30回大会優秀大会発表賞
2. 2013/10 日本パーソナリティ心理学会第22回大会優秀大会発表賞 (不公正な状況への非介入に及ぼすサイコパシー特性と賞罰の影響)
3. 2012/09 日本グループ・ダイナミックス学会第59回大会優秀大会発表賞 (死の顕現化に伴う脳内処理過程と文化的世界観防衛の関連)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2020/04~  社会的排除の生成・維持メカニズムの解明と抑制要因の探求 基盤研究(B) 
2. 2016/04~2020/03  身体への気づきが対人場面での行動ならびに意思決定に及ぼす影響 若手研究(B) 
3. 2015/04~2019/03  関係への所属はわれわれに何をもたらすか-他者との関係の行動科学的検討 基盤研究(B) 
■ 社会における活動
1. <法廷の窓>強盗致傷事件を起こした元ホスト、「あの頃に戻ってしまった」と語った訳は―。
2. メディア研究室訪問
■ 学内職務
1. 2021/04~ 心理学部教務委員
2. 2022/04~ WIL推進センター委員
■ 教育、研究、社会貢献活動の方針
1. 教育の方針では、学生には社会の中の様々な問題について多角的な視点から捉えられるようになってほしいと考えている。授業では、様々な心理学の理論や研究を学生の身近な問題に置きかえて紹介し、それらの利点や問題点について教えている。また、他の学生とのディスカッションを通じて様々な意見や考え方に触れる機会を設けている。
2. 研究の方針として、私は「なぜ犯罪は起こるのか」、「どうすれば犯罪は防げるのか」といったテーマで研究を行っている。とりわけ犯罪につながりやすい性格特性や環境要因の検討を行っている。本研究を行うことで犯罪発生のメカニズムが明らかになり、それを実社会での防犯活動や再犯防止プログラムなどへの活用が期待できる。
3. 社会貢献活動の方針として、私は主要な社会問題の1つである犯罪をテーマに研究を行っているため、研究で得られたデータを社会に発信することで、犯罪抑止や再犯防止に役立てていきたいと考えている。さらに、地域住民や役所、地元警察署などと協力しながら活動することで安心・安全社会の確立に向けた知見獲得を果たす。