シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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発表年月日 | 2012/12/08 |
発表テーマ | 異文化移入における文学の役割 |
会議名 | 「風雨の40年―新アジア主義というコンテクストにおけるアジア文化の協調的建設の道を目指して」国際シンポジウム |
開催地名 | 中国・広東市広東外語外貿大学 |
会議区分 | 国際会議 |
講演区分 | 基調講演 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 日本の近代において、現実的な西洋文化移入に役立ったのは、新しい時代に実際に西洋を見た人たちの貴重な経験とその紹介文であった。その際、未知なる西洋語は、とりあえず、漢字漢文によって翻訳され、西洋文化は、漢文の素養に裏付けられた江戸文化の高い包容力によって、紹介されたのである。ここに、旅行記や紀行文の特殊なる効用が認められる。これらをとおし、日本の近代化における西洋文化移入の特質の一端を浮かび上がらせ、併せて、その際に活用された漢語文化および江戸期までの日本文化の到達を逆照射する。 |