ババ タカノブ   BABA TAKANOBU
  馬場 天信
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2017/03/09
発表テーマ 「臨床研究における心理指標の活用法 ―調査プランニング、データ収集、分析までの基礎―」
会議名 関西医科大学大学院
主催者 関西医科大学心療内科学講座
会議区分 その他
講演区分 講師
単独共同区分 単独
概要 心身医学領域における臨床研究では、注目する鍵概念についてBio-Psycho-Socialといった多面的視点からその実際的特徴を明らかにすることが重要となる。本講義では、精神分析家でもあったSifneos(1973)が臨床実践から概念化したアレキシサイミアを取り上げる。内容としては、その実証的研究例を幾つか提示しながら、日々の臨床実践や研究活動においてどのような調査計画を立て、どのようなデータ収集を行い、最終的にどのように料理(分析)し、日々の臨床実践に繋げる研究を完成させるのかという研究活動の一つの在り方を示し、心理指標の活用法を紹介する。講義では、対人関係(愛着)、情緒応答性(表情認知)、家族機能に重点を置きながら、研究で活用できるツールや心理尺度、分析方法などについてアレキシサイミア研究の実例を用いて紹介する予定である。