シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
発表年月日 2010/09/16
発表テーマ 食通文学の記号学ー日本人が、見て、食べて、飲んだイタリア
会議名 AISTUGIA(伊日研究学会)
主催者 AISTUGIA(伊日研究学会)
開催地名 イタリア・ナポリ
会議区分 国際会議
講演区分 基調講演
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
概要 日本の近代化はとりもなおさず西洋化であった。シニフィエの共有こそは、当時の日本にとっての、真の近代化の条件であった。他の国の文化の理解は、いわばその国をどのように「読む」ことができるかということでもある。その際の言葉の関わりは大きい。これは、他国の文化記号解読に、言語という、記号の典型が用いられるからである。異文化移入に、言語の記号学が応用されるわけである。他国の文化移入において、その文化の最も尖端にありながら、最も言葉に変換しにくい、料理と味は、そこで起こる文化移入の典型例を我々に示してくれるであろう。イタリアからの文化移入を、料理を記号として考察する。