リ ケイコク
Li Qingguo
李 慶国 所属 追手門学院大学 共通教育機構 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/09/15 |
発表テーマ | 清末における「中国」をめぐる他者表象と自己表象―図像に描かれたドラゴン・成城学校での「国旗事件」・陳天華の『獅子吼』を中心にー |
会議名 | 東アジア日本学研究学会第1回国際シンポジウム |
主催者 | 東アジア日本学研究学会 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 中国山東省煙台市 |
概要 | 本発表では、清末における「中国」の他者表象と自己表象はどう違ったのか、日本にいる清国留学生の「中国」のアイデンティティにも反映しているのではないかという問題意識から、当時の成城学校(日本陸軍士官学校の予備校)で起こった2つの「国旗事件」や陳天華の小説『獅子吼』に描かれた「獅子旗」を取り上げ、「龍」と「眠れる獅子」から「目覚めた獅子」へ変わりゆく表象に隠された「中国像」と「中国認識」について、検討してみたい。また、曾紀澤「中国先睡後醒論」、梁啓超「動物談」などに関する「眠れる獅子」の表象や「西瓜」「雄鶏」などその他表象の寓意を読み解くことをねらっている。 |