カワグチ ジュン
  川口 潤
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2011
発表テーマ 過去のエピソード記憶想起による時間的距離概念活性化:想起した出来事の時点が時間的距離概念に与える影響
会議名 日本認知心理学会
主催者 日本認知心理学会発表論文集
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
発表者・共同発表者 伊藤 友一,服部 陽介,川口 潤
概要 エピソード記憶を想起する能力と未来の出来事をイメージする能力には深い関連があるとされている.我々はこれまで,異なる記憶想起が時間概念活性に与える影響について,エピソード記憶あるいは意味記憶想起後に時間的距離に関する単語の語彙判断課題を用いて検討した.その結果,エピソード記憶想起後にのみ遠い未来語よりも近い未来語へのRTが速くなっていた.これは,過去のエピソード情報が未来の時間概念活性に影響する可能性を示している.しかし,過去の時間概念活性には差が見られなかった.その原因として,想起した出来事の時間的距離に大きな分散が想定されたため,明確な結論は得られていなかった.そこで今回は,想起エピソードが近い過去と遠い過去で違いが見られるか分析した.その結果,両条件で過去語へのRTに違いがみられた.これは,エピソード記憶想起により,未来だけでなく過去の時間概念も活性化されていたことを示すものと考えられる.
researchmap用URL https://ci.nii.ac.jp/naid/130005036719#article