カワグチ ジュン
  川口 潤
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2011
発表テーマ ターゲット顔の全体情報の言語化が後の再認に与える影響
会議名 日本認知心理学会
主催者 日本認知心理学会発表論文集
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
発表者・共同発表者 波多野 文,川口 潤
概要 本研究では、顔の全体情報の言語化は後の再認を妨害しないという仮説を検証した。一度記憶した顔を言語化すると、後の再認が困難になることがある(言語陰蔽効果)。顔の再認には全体情報が重要とされるが、言語化によって部分処理過程が活性化するために言語陰蔽効果が生じると説明されている。この説明に基づくと、顔の全体情報の言語化は後の再認を妨害しないと予測されるが、先行研究の結果は一貫していない。先行研究は、全体情報の言語化にターゲット顔の印象や職業を記述させるという方法を取ってきたが、この方法では、部分処理が活性化される可能性がある。本研究では、全体情報の言語化として、顔の布置情報を示す形容詞の評定を行わせた。実験の結果、通常の言語化条件では言語陰蔽効果が生じたが、全体情報言語化条件では生じなかった。この事から、言語化は必ずしも顔の再認を妨害しないことが示唆される。
researchmap用URL https://ci.nii.ac.jp/naid/130005036720#article