アララギ ユキコ
蘭 由岐子 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 1999/06 |
発表テーマ | ハンセン病という「病いの経験」 |
会議名 | 第71会日本ハンセン病学会総会・学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 国立療養所宮古南静園 |
概要 | ハンセン病を患う病者の生活世界を病気との関連で理解するための方法として、医療人類学の理論的枠組みを取り上げ考察した。病いの経験は、病者の語る「物語」によってとらえることができ、それは個人的経験と集合的経験と文化的表象の相互作用からなり、さらに病いの軌跡と生活史とが相互関連する「変化する意味のシステム」を形成すると考える。その結果得られたミニ・エスノグラフィとライフヒストリーの共感的理解は病者のケアを促すのである。 |