ニシオ ノブアキ
  西尾 宣明
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   追手門学院大学  国際教養学部 国際日本学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻
   職種   教授
発表年月日 2000/06/24
発表テーマ シンポジューム・『死の棘』を読む
会議名 第6回島尾文学研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 共同
開催地名 甲南大学
発表者・共同発表者 西尾 宣明 諸岡知徳 太田正紀
概要 島尾敏雄の代表作である『死の棘』に関して、読解へのさまざまな視点について講演した。『死の棘』の同時代批評である昭和三十五年からの研究的動向を概括した。そして、それらを同時代的リアリズム小説として『死の棘』読解しているもの、それ以後の批評理論等によるものに大別し、それぞれの問題点と課題を整理した。その上で、現在における、ジェンダー的視点、キリスト教的理解、メタ・フィクション等方法的解釈について述べた。その上で「南島」的視点など、今後の解釈上の課題を提示して結論とした。