ニシオ ノブアキ
  西尾 宣明
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   追手門学院大学  国際教養学部 国際日本学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻
   職種   教授
発表年月日 1993/08/10
発表テーマ 島尾文芸形成期の諸問題
会議名 日本文芸学会 創立30周年記念・夏季大会
主催者 日本文芸学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 高野山大学
概要 昭和二十年代初期に島尾が発表した九篇の小説について,それぞれの特質を明らかにし,『夢の中での日常』に至るる島尾文芸の形、成過程を,作品の内実と成立事情から解明した。『はまべのうた』にはじまる九作品を詳細に読解することによって、作品における微妙な質的変化が明瞭なものとなる。そして,『夢の中での日常』に至るその作品の展開を考察し、この作品がその作品史の上で果たしている意義の重要性を考察した。島尾小説の形成過程について究明しようとした発表である。