ウメムラ オサム
  梅村 修
   所属   追手門学院大学  共通教育機構
   職種   教授
発表年月日 2022/06/05
発表テーマ 談話標識を使った日本語リテラシーのトレーニング~その成果と課題
会議名 大学教育学会 第44回大会
主催者 一般社団法人 大学教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 岡山理科大学
開催期間 2022/06/04~2022/06/05
発表者・共同発表者 梅村 修
概要 追手門学院大学では、2021年度に共通教育(基盤教育)科目のカリキュラムが再編され、「日本語表現」が、初年次生全員が履修すべき科目に”昇格”した。本科目では、「書く筋トレ」を標榜し、いわゆるアカデミック・ライティング(AW)に先立つ、基本的な日本語の文章作法を鍛錬する。その際に導入された一つの方便が談話標識(Discourse Marker)であった。本来、初等中等段階で身に付けているべき言語技術(Language arts)を復習しつつ、AWへの橋渡しとして「文章の型」を学ぶ過程で、履修生は着実に「書くこと」に対する自信と満足感を得た。一方で、想定外の弊害と誤解もあらわになった。本発表では談話標識を使った日本語リテラシー教育の成果と課題を報告する。