ウメムラ オサム
梅村 修 所属 追手門学院大学 共通教育機構 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/06/22 |
発表テーマ | アート・マーケティング再考 |
会議名 | 日本繊維製品消費科学会年次大会 |
主催者 | 日本繊維製品消費科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 椙山女学園大学 |
概要 | 本発表では、アート・マーケティングの現代日本の消費社会における深化を跡付ける報告だった。近年、アーティストの行為、振る舞い、存在のあり方が、マーケティングに応用される例が顕著である。すなわち製品(物財)を装う色や形として、アート的な要素が付加されるだけでなく、アーティストの特異なパフォーマンスが広告などに盛んに参照されるようになった。つまり、美術館に保存・展示される制作物としてのアートではなく、アート的な発想やコンセプトが、商品やサービスの販売促進に戦略的に活用されるようになったのである。現代の消費社会では、アーティストの絵画や彫刻以上に、彼らの奇矯な振る舞いや劇的なエピソードのほうがはるかに話題性に富み、消費を活性化する。 |