シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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発表年月日 | 2017/07/29 |
発表テーマ | 村上春樹文学における音と匂い |
会議名 | 日本近代文学会北海道・東北支部合同研究集会 |
主催者 | 日本近代文学会北海道・東北支部 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 函館・湯の川温泉花びしホテル会議室 |
概要 | 小説の中に、文字だけで描き込まれた五感の要素、例えば音や匂いの表現が、どのような仕組みで、読書行為において再現されるのか、という記号学的な解明を目的として開始した。特に今回は、それら五感が共に描かれることによってどのような効果が生じるのかについても、村上春樹の小説を通覧することで考察した。結論として、個々の小説の境界を溶解させてまで志向される「全体」の物語と、それを書く小説家の、やや倫理的な「資格」の必要性を指摘するに至った。 |