シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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発表年月日 | 2011/11 |
発表テーマ | 日常空間と文字記号の空間―文学者の日記を補助線として― |
会議名 | 日本近代文学会秋季大会シンポジウム「文学と公共性――研究環境・研究方法の前線(五)」 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(指名) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 北海道大学 |
概要 | 文学が研究対象としても公共性を保証するためには、むしろこれまで共通性の根源と見なされてきた現実空間などという暗黙の共通項を外すべきであろう。なぜなら、そこにはあくまで、現実空間と地続きの個々の読者の空間の恣意性がついてまわるからである。このことを、永井荷風の「上海紀行」や堀辰雄の「大和路」の出典提示や、ヨーロッパ旅行日記の類似などを通じて実証的に論じる。 |