シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
発表年月日 2009/11
発表テーマ 近くて遠きもの、「文学研究」と「小説の書き方」
会議名 日本文学協会二〇〇九年度秋季大会「文学との出会い方」
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 単独
開催地名 立正大学
概要 小説を読むための議論と、小説を書くための議論とは、本来近くて然るべきであろうが、現実には、分野の細密化のために、同じ土俵で論じられることが少なく、奇妙な双曲線を示している。 文学研究に、小説の書き方の議論をぶつけてみると、何が見えてくるのか。これを、二つの「小説の書き方」の書、具体的には、伊藤整の『小説の方法』と大江健三郎の『小説の方法』を手掛かりに、明らかにしたい。さらに、これらの作業をとおして、小説における想像力の役割の面から、研究と実作とが乖離しつつある文学界の現状についても、考えてみたい。