シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
発表年月日 2008/12
発表テーマ 現代語訳または翻訳で『源氏』を読むとはどういうことか
会議名 国際シンポジウム「源氏・ゲンジ・GENJI」
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
単独共同区分 単独
開催地名 同志社大学
概要 『源氏物語』は、各巻の成立年代や成立順序について、さまざまな説が存在し、全巻を通じた作者すら実は不明である。何より執筆当時の原文が残っていない。我々が対象とするのは、あくまで現時点で残っているテクストであって、したがって『源氏』については、平安時代の作品である、ということにさえ、躊躇が伴う。現代語訳または翻訳の『源氏』とは、「原作」に対して、いったいどのような作品と捉えることができるのか。また、これらを通して『源氏』を読む、という行為は、「原作」を読む行為とどのような関係にあるのかを、再考してみたい。