アゲイシ ケイイチ
  上石 圭一
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
発表年月日 2019/05/11
発表テーマ 刑事弁護の経済的基盤および刑事弁護士の所得とそのインパクトに関する弁護士たちの認識
会議名 日本法社会学会学術大会
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 千葉大学
概要 2018年度を中心として、刑事弁護に熱心な弁護士を対象に実施した面接調査の結果をもとに、彼らの収入・所得状況を検討した。その結果、以前と比べれば多少は改善したものの、刑事弁護士の所得状況は必ずしも良い状態ではないこと、その背景としては、国選弁護はもちろんのこと私選弁護であっても、労力の割には収入には繋がりにくいことを示した。その上で、全般的には弁護士が増加し弁護市場の競争が激化しているが、刑事弁護に関しては十分に市場が機能していないことを示し、国選弁護の報酬の大幅向上が必要なことを論じた。