ヒガシ マサノリ
  東 正訓
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2020/12/08
発表テーマ 信号無視行動の心理的規定因
会議名 交通科学研究会令和2年度研究発表会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 大阪府大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階 大阪市立大学文化交流センター
概要 信号無視行動を理解するために、TPB と PWM を接
続したモデルを想定し、追加変数として習慣、衝動性、
注意の制御を用いた。その結果、信号無視の行動や習慣、
急ぎ要因による信号無視には、衝動性や注意の制御の低
さが関わることが示唆された。重回帰分析や因子分析の
結果から、信号順守には、認知的態度、主観的規範、信
号を守らない典型ドライバーへの嫌悪といった安全教育
内容を受容して形成された熟慮的要因が、信号不順守に
は、信号を守らない典型ドライバーとの類似性、信号無
視を促進する状況を安易に受け入れる傾向、快に流れる
衝動性や不注意、感情の自動的過程が関わると考えられ
た。