ショウ シ
承 志 所属 追手門学院大学 共通教育機構 職種 教授 |
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発表年月日 | 2014/08/19 |
発表テーマ | 満文档案與尼布楚条約定界碑——以満文地図為中心—— |
会議名 | 古文献研究室学术报告 |
主催者 | 中国社会科学院民族学与人类学研究所古文献研究室 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
開催地名 | 中国北京市 |
概要 | 本稿は、17世紀末に黒龍江将軍がアムール左岸地域を視察した際に作製した河川図の研究である。この地図はもともと宮中に保管されていたが、今は台北国立故宮博物院に所蔵されており、ネルチンスク条約締結後、1690年から開始された国境碑の建立計画と一連の水源視察の結果にもとづき作製された地図の一つである。本地図にはオリジナルが存在していたと考えられるが、後者は黒龍江将軍の指揮により、八旗に所属していたソロン、ダグル、オロンチョン、ロシアなど、アムール周辺地域の地形や水系に詳しい人々の助力によって作成されたものと思われる。 |