ニシジマ タロウ
  西島 太郎
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   職種   教授
発表年月日 2002/01
発表テーマ 朽木家旧蔵史料について――その伝来、及び現状と復元――
会議名 近世史研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 於愛知県中小企業センター
発表者・共同発表者 発表者 西島太郎
概要 畿内近国の在地領主が残した朽木文書の伝来の過程を解明し、残存要因を探った。15世紀半ばの家臣団組織の形成が、同家の文書管理を変化させた。これは地主化から代官職集積へと領主支配の変化とも対応したものであった。そして近世における中世文書の保管の仕方、江戸時代末期に朽木氏が開設した蔵書3万余点をもつ朽木文庫の実態を解明した。中世文書残存の理由は、各時代に様々な形でその価値が再認識されたことで廃棄を免れたと結論づけた。