カトウ ゲンタロウ
加藤 源太郎 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/12/05 |
発表テーマ | 科学技術に起因するリスクと政治批判の関係 |
会議名 | 科学技術社会論学会第20回年次研究大会 |
主催者 | 科学技術社会論学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 名古屋大学(オンライン) |
開催期間 | 2021/12/04~2021/12/05 |
概要 | 科学技術の問題は社会の様々な領域とつながっており、それゆえ、科学技術の問題が科学技術のシステムを離れたところで扱われるということは、科学技術社会論では繰り返し議論されてきた。しかしながら、科学技術と他の領域がどのように関係しあっているのか、それぞれの問題がどのようなメカニズムで互いのシステムを渡っているのかといった議論は多くない。
本発表では、リスクという概念設定自体が、政治批判の可能性そのものとつながっていることを示すことで、科学システムと政治システムのつながりについて検討した。リスクに関係する政治的選択が、別の選択肢の可能性から批判を受けることについてリスク概念に遡って考察を行い、科学技術のリスクが政治の道具にされるような事態を射程に入れつつ議論した。 |