ババ タカノブ   BABA TAKANOBU
  馬場 天信
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2013/08/27
発表テーマ 自己愛傾向がストレス処理過程に及ぼす影響について ―誇大型と過敏型からの比較検討―
会議名 日本心理臨床学会発表論文集,469.
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 横浜パシフィコ
発表者・共同発表者 榎並小百合・馬場天信
概要 Gabbardの提起に基づいて開発された幾つかの尺度を組み合わせ、自己愛の過敏型と誇大型の両面を測定できる尺度構成を行い、ストレス処理過程に与える影響について検討した。その結果、誇大型は問題を肯定的に捉えようとし、問題解決に積極的取り組もうとする現実的なコーピング傾向を有し、ストレス反応は怒りのみであとは高くないことが明らかとなった。一方、過敏型は情緒面や行動面においても問題回避的なコーピングをとっており、問題に対して消極的対応をしていることが明らかとなった。またストレス反応については情動や認知、行動、身体反応全てにおいて強い反応を示していた。