ババ タカノブ
BABA TAKANOBU
馬場 天信 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/06/05 |
発表テーマ | 小学校時代の食卓経験とアレキシサイミアとの関連性 |
会議名 | 第57回日本心身医学会総会ならびに学術講演会抄録集, 672. |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 国際センター(仙台) |
発表者・共同発表者 | ◎馬場天信 |
概要 | Alexithymia傾向者の小学校時代における食卓経験のあり方について調査を行った。平岡・馬場(2015)が作成した食卓経験尺度(8因子50項目)を使用し、TAS-20で測定されるアレキシサイミア傾向者の特徴を明らかにした。相関分析および分散分析の結果から、小学校時代の食卓経験において、母子間で肯定的な相互交流が行われれば、アレキシサイミア傾向は低くなり、相互交流が希薄であったり、相互交流が安定しない場合にアレキシサイミア傾向が高いことが明らかとなった。また、アレキシサイミア傾向の違いから見た場合には、Alexithymia群や真のAlexithymia近似群は母親が食事を重視しておらず、子どもの欲求通りの食事を許容し、子どもは母親への気遣いが高かったり、あたたかい雰囲気を食事場面に感じる程度が低いことが明らかとなった。 |