コウヤ トモノリ   Tomonori Kouya
  幸谷 智紀
   所属   追手門学院大学  理工学部 数理・データサイエンス学科
   職種   教授
発表年月日 2007/08/01
発表テーマ 並列化した古典的誤差推定法に基づく Gauss 型積分公式導出プログラムの性能評価(HPC-2 : 数値解析I)
会議名 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング]
発表形式 その他
発表者・共同発表者 幸谷 智紀
概要 Gauss型積分公式は直交多項式によって規定されるものであり,その分点は直交多項式の零点となる。この分点の精度は直接定積分の精度に影響を与えるため,高精度である必要がある。この零点を求める方法として,多倍長計算とNewton法に基づいた山下の方法と,実対称行列の固有値問題に基づいたGolub & Welschの方法の二つが1960年代に提案されている。本稿ではこの2つの方法に,いわゆる「古典的誤差推定法」を適用し,ユーザが指定した精度を持つ分点を求めることができることを示す。最後に,並列化した古典的誤差推定法を用いて,両者の計算速度の評価を行う。
researchmap用URL http://ci.nii.ac.jp/naid/110006390190