シバタ タカフミ
SHIBATA TAKAFUMI
柴田 尭史 所属 追手門学院大学 法学部 法律学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2010/03 |
発表テーマ | 「公法」におけるコントロール概念の展開 |
会議名 | ドイツ法フォーラム |
主催者 | 日独法学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 京都大学 |
概要 | 公表が始まっていた同タイトルの学術論文1-3「「公法」におけるコントロール概念」の内容を日独法学会の若手部会であるドイツ法フォーラムで報告したものである。内容は、学会発表1と同様のものである。公法学で多用されるにもかかわらず、日本でほとんど研究されて来なかった「コントロール」の概念に注目し、戦後ドイツ公法学の議論を、学説史的に精査し、ドイツにおいて、コントロールの概念が「力を有する主体間の相互抑制」から「基準と決定の比較」に転回する過程を検討した。このことによって、コントロールの目的と機能が、プロセスと理解された国家の決定の「合理化」であること、また、コントロール自体の「プロセス化」が明らかになった。 |