ホウチン テルヒサ
Teruhisa Hochin
寶珍 輝尚 所属 追手門学院大学 理工学部 情報工学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 1997/11/13 |
発表テーマ | 仮想電子辞書の設計 |
会議名 | 情報処理学会研究報告. FI,.情報学基礎研究会報告 |
主催者 | 一般社団法人情報処理学会 |
発表形式 | その他 |
開催期間 | 1997/11/13~1997/11/13 |
発表者・共同発表者 | 都司 達夫,芳野 学,上杉 和弘,宝珍 輝尚 |
概要 | 記憶メディアの大容量化と低廉化およびマルチメディア技術の進展にともなって、各種電子辞書の出版が盛んに行われている。手引きでは、辞書が潜在的に保有している豊富で多角的な情報を手軽に利用することは不可能であるのに対して、電子辞書の存在意義は手引き辞書の持つ構造の強制を解放し、ユーザの望む情報をユーザの望む配列で提示することであると考えられる。本稿では、母体とする複数の辞書をその論理構造にしたがって構成要素に分解し、項目結合可能性の制限の下にユーザが必要な項目のみを自由に組み合わせて新たに定義できる「仮想電子辞書」の提案とその設計について述べる。仮想電子辞書として、一種類の辞書内で有用な情報のみを再配列して得られる「部分辞書」と複数の辞書内の有用な情報を「結合項目」を介して結合して得られる「結合辞書」がある。さらに、これらの仮想電子辞書の定義構文を提案し、その実装方式を説明する。 |