マルノ ススム
  丸野 進
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   教授
発表年月日 2024/08/28
発表テーマ 仮想空間を活用したハンプの効果の定量的評価
会議名 2024年度 第52回画像電子学会 年次大会
主催者 画像電子学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 長崎
開催期間 2024/08/26~2024/08/28
発表者・共同発表者 小佐々 颯、菰淵 寛仁、 丸野 進
概要 歩行中自動車運転者の速度超過を抑制する有効な方法として,道路上にイメージハンプ(あたかも障害物があるように画像をペイントしたもの、以下ハンプと記す)の設置が有効であるとされてきているが、各国毎に異なる多様なハンプ・デザインとそれぞれに有効とされる描画位置の組み合わせには際限が無いため、真に有効な組み合わせを実証実験的に行う事は現実的とは言えない。
筆者らは、仮想空間上に構築した自動車走行路上に実際の道路で使用されているハンプを形成し、走行実験を行うハンプ評価システムを構築することで、①多種多様なデザインや描画位置をある程度絞り込みと、②環境(住宅地、過疎地)・気象条件(晴天、雨、雪)・時間変化(昼、夕暮れ、夜)等の環境変化に対する効果の把握が可能になると考え、莫大な時間と労力の削減と、条件を統一した精度良い解析の実現に繋がる“仮想空間を用いた事前検証基本システム”を構築したので、今回、その試作と評価結果について報告する。