シバタ タカフミ   SHIBATA TAKAFUMI
  柴田 尭史
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   准教授
発表年月日 2009/11
発表テーマ 「公法におけるコントロール概念の展開」
会議名 広島公法判例研究会
主催者 広島公法判例研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 広島大学
概要 当時執筆中であった同タイトルの学術論文上掲1-3「「公法」におけるコントロール概念」の内容について報告した。公法学で多用されるにもかかわらず、日本でほとんど研究されて来なかった「コントロール」の概念に注目し、戦後ドイツ公法学の議論を、学説史的に精査し、ドイツにおいて、コントロールの概念が「力を有する主体間の相互抑制」から「基準と決定の比較」に転回する過程を検討した。このことによって、コントロールの目的と機能が、プロセスと理解された国家の決定の「合理化」であること、また、コントロール自体の「プロセス化」が明らかになった。