シマ タイキ
  嶋 大樹
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   追手門学院大学  大学院 心理学研究科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015
形態種別 論文
標題 三つの自己の体験尺度の作成および信頼性と妥当性の検討
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 行動療法研究
掲載区分国内
出版社・発行元 一般社団法人 日本認知・行動療法学会
巻・号・頁 41(3),225-238頁
著者・共著者 柳原 茉美佳,嶋 大樹,齋藤 順一,川井 智理,熊野 宏昭
概要 本研究の目的は、ACTが注目する三つの自己の体験を測定する尺度を作成し、探索的因子分析と共分散構造分析を行うことで、その尺度の信頼性と妥当性を検討すること、そして、三つの自己に含まれるさまざまな行動の機能の重なりや相違点に基づいてより妥当性の高い行動クラスを見いだすことであった。33項目からなる尺度の原案を作成し、首都圏の大学生を対象に調査を行った。探索的因子分析の結果、本尺度は【アクティブ】・【概念化】・【視点取り】・【今この瞬間】の4因子20項目から構成されることが示され、さらに共分散構造分析の結果も踏まえて、三つの自己の体験は二つの行動クラスを含むことが明らかになった。また、それぞれを下位尺度とした場合、十分な内的整合性と収束的妥当性が確認された。今後は、本尺度を用いてACTが介入対象とするほかの行動的プロセスや臨床症状との関連性を検討し、精神的苦痛を促進・緩和する自己の体験についての理解をより深
DOI 10.24468/jjbt.41.3_225
ISSN 09106529
NAID 110010006212
PermalinkURL http://jglobal.jst.go.jp/public/201502215604391969