シマ タイキ
嶋 大樹 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 改訂Cognitive Fusion Questionnaire 13項目版および7項目版の妥当性の検討 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 行動療法研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 日本認知・行動療法学会 |
巻・号・頁 | 42(1),73-83頁 |
著者・共著者 | 嶋 大樹,川井 智理,柳原 茉美佳,熊野 宏昭 |
概要 | 本研究は、思考内容と現実を混同する「認知的フュージョン」を測定する質問紙である、改訂CFQ13項目版および7項目版の信頼性と妥当性の検討を目的とした。大学生対象の調査の結果、13項目版は改定前同様に2因子構造を示し、7項目版は原版同様に1因子構造を示した。項目分析の結果、各下位尺度は個別に扱うことが適切であると判断された。これまでは第1下位尺度が認知的フュージョン、第2下位尺度が認知的フュージョンから抜け出す「脱フュージョン」に相当するとされてきたが、本研究の結果、第2下位尺度は脱フュージョンの機能の一部に相当する可能性が示唆されたため、第1下位尺度および7項目版を「認知的フュージョン」、第2下位尺度を脱フュージョンの機能の一部としての「自己と思考の弁別」とみなすことが適切である。そして今後は、外顕的な行動指標との関連も検討することで、別の側面から妥当性の有無を確認する方法も必要であると考えられる。 |
DOI | 10.24468/jjbt.42.1_73 |
ISSN | 09106529 |
NAID | 110010047900 |
PermalinkURL | http://jglobal.jst.go.jp/public/201602216861394034 |