マツミヤ シンゴ
  松宮 新吾
   所属   追手門学院大学  国際学部 国際学科
   追手門学院大学  国際教養学部 国際教養学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03/29
形態種別 紀要(First author)
標題 基盤教育機構外国語科目のカリキュラム改編に伴う教育効果の検証について(初年次報告)
 -授業展開事例と「OIDAI英語力診断テスト」の実施検証-
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 基盤教育論集
掲載区分国内
出版社・発行元 追手門学院大学基盤教育機構
巻・号・頁 9,185-205頁
総ページ数 21
担当範囲 pp. 185-198
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 松宮 新吾
稲冨 百合子
概要 2021 年度からスタートした「総合英語」と「Online English Seminar」の教育効果を検証するとともに、学生の自己管理学習を推進するために開発・実施した「OIDAI 英語力診断テスト」は、古典的テスト理論に基づく項目分析の結果、項目困難度、弁別力、信頼性、及び、妥当性において満足できるレベルの診断テストであることが判明した。
また、診断テストの分析結果や英語学習実施状況調査の結果から、「総合英語」と「Online EnglishSeminar」を含む新カリキュラムの実施効果は、定性的には学生の英語有能感や自己効力感の高まりとして現れていることが判明した。また、定量的な診断テストの結果からは、難易度を高めた秋学期末テストの通過率が、春学期末テストとほぼ同じレベルを維持することができていることから、より高いレベルの英語運用能力を、新カリキュラムの下で、一定レベル育成することができたものと考えられる。
一方、フルオンラインで実施された「Online English Seminar」については、学習者の英語有能感や自己効力感が、対面授業で実施した「総合英語」と比較して低くなっていることが判明した。