アララギ ユキコ
蘭 由岐子 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「問いかけに気づき、応えること」をめざして―病者・被害者・事件当事者に関する聞き取り調査から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 先端社会研究 |
出版社・発行元 | 関西学院大学出版会 |
巻・号・頁 | (6),115-141頁 |
概要 | 本稿では、筆者のこれまでの聞き取り調査の経験から、聞き取り調査がきわめて倫理的な営為であることを示した。受苦者である被調査者はするどい「問いかけ」をする。それに「応えること」こそが調査者に課せられた倫理であるが、それは単に倫理的手続きだけでは終わらず、調査の過程を通じて調査者が引き受けなければならないものである。では、どうしたらよいのか。調査者はアクティヴな聞き手として聞き取りの場に在ることを提案した。 |