アララギ ユキコ
  蘭 由岐子
   所属   追手門学院大学  社会学部 社会学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/09
形態種別 紀要(First author)
標題 ハンセン病問題の研究のあらたな地平へ―社会学における研究実践について
執筆形態 単著
掲載誌名 ハンセン病市民学会年報2013
出版社・発行元 解放出版社
巻・号・頁 182-188頁
総ページ数 null
概要 本稿は、「いま、『いのち』の意味を問う」をテーマに開催されたハンセン病市民学会第9回交流集会の記録の一部である。これまでのハンセン病問題の社会学的研究を概観するため、その「パイロットとなった研究」(廣川和花「趣旨説明」)をおこなった筆者の経験を振り返りつつ、社会学におけるこれまでの成果を報告した。その上で、筆者自身の研究にもどり、病者のかかえる「家族の問題」を再考することとした。そこでは「家族の問題」を考えるうえで「被害-加害」の関係に踏み込み、それをとりまく社会も含めた「和解」のプロセスとしてとらえる道筋を示した。