アララギ ユキコ
蘭 由岐子 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | ハンセン病者の「病いの経験」に関する研究 |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | 平成12年度~平成14年度科学研究費補助金(基盤研究C(2))研究成果報告書 |
巻・号・頁 | 1-112頁 |
概要 | 研究期間内に発表した論考を加筆訂正してまとめたものである。とりわけ、「社会復帰者」という療養所退所後一般社会で暮らすハンセン病経験者にその人生を聞き取れた意義は大きい。また、この時期は、ハンセン病訴訟が提訴され、療養所内でも裁判をめぐって入所者が対立する特殊な時期でもあり、そこでライフヒストリーの聞き取りを行う筆者自身もその社会的コンテクストから影響を受けた独特の磁場に直面せざえるをえなかった。つまり、調査者の位置取りの問題である。これも本報告書の主要テーマとなった。 |