ニシオ ノブアキ
西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/12/31 |
形態種別 | 紀要(その他) |
標題 | 戦後派作家の児童文芸―阿川弘之『きかんしゃ やえもん』考― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | プール学院大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | プール学院大学 |
巻・号・頁 | (44),187-201頁 |
概要 | 『きかんしゃ やえもん』は、発表以来多くの児童や幼児に読み続けられている児童文芸である。この小説の多様で複合化された主題設定を分析すると同時に、作者阿川の創作意図の解明も試みた。この作品が、阿川の代表作である「海軍提督三部作」の方法と通底していることを指摘した。そして、『きかんしゃ やえもん』は、戦後の日本社会の様相を強く意識して創作された作品であることを論証した。最後に、この作品を児童や幼児を対象とする国語教育の教材として用いた時の有効性について言及し、結論とした。
なお,本論は『国文学年次別論文集・平成16年版近代分冊』(朋文出版・平成18年刊行)に転載された。 |