ニシオ ノブアキ
  西尾 宣明
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   追手門学院大学  国際教養学部 国際日本学科
   追手門学院大学  大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1995/03/31
形態種別 国内学会誌(その他)
査読 査読あり
標題 島尾敏雄『われ深きふちより』試論-1955年の三作品を視座として-
執筆形態 単著
掲載誌名 キリスト教文藝
掲載区分国内
出版社・発行元 日本キリスト教文学会関西支部
巻・号・頁 (12),62-77頁
総ページ数 84
概要 島尾敏雄の『われ深きふちより』系列の九作品のなかで,「われ深きふちより」「或る精神病者」「のがれ行くこころ」の三作品のみが,作家の東京在住時代に執筆された作品である。それゆえ,奄美移住後の「病妻小説」とは位相を異にしていると、考えるべきである。これの作品の主題構成を分析した。そして、島尾小説全体の展開の中で,これらが,一連の葉篇小説と「病妻小説」との中間的位相を明示するものであると位置づけた論考である。