ニシオ ノブアキ
西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/01/10 |
形態種別 | 国内学術誌(その他) |
標題 | 横光文芸に於ける「新感覚派」時代の一位相 -「病妻小説」論- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本文藝研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西学院大学日本文学会 |
巻・号・頁 | 40(4),52-63頁 |
総ページ数 | 76 |
概要 | 新感覚派」時代の横光利一の小説にはモダニズム的な実験的表現が数多く認められる。しかし,一方で横光小説は,大正期の心境小説の影響も受けていた。表現論的には「新感覚派」的意匠を強く有していることを具体的表現に即して分析した上で,内容的には作家の個的感情が如実に表出されている点に、その「病妻小説」の特質があると結論づけた。昭和初期の横光文芸に、これまでの研究で論じられてこなかった側面を指摘した論考である。 |