ニシオ ノブアキ
西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/11/15 |
形態種別 | 国内学会誌(その他) |
査読 | 査読あり |
標題 | 志賀直哉『和解』の構造 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本文藝学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本文芸学会 |
巻・号・頁 | (27),51-61頁 |
総ページ数 | 101 |
概要 | 『和解』研究の現在の問題点の所在を,(1)作品内時間,(2) 父子和解,(3) 創作主体の意義の三点に整理し,そうした作品研究の視点そのものがもつ問題点を指摘した。現在の『和解』研究の問題点は、志賀の体験と作品における父子との関係を安直に結びつけている点にある。そこで、本論は,特に『和解』に内在する,創作意識の表出について分析を試みた。主人公が「小説家」としして造形されていることの意味と作品の本質性との関連性を考察した論考である。
なお,本論は,池内輝雄編『近代文学作品論叢書 15・志賀直哉「和解」作品論集成』(大空社・平成10年12月刊行)に転載された。 |