ニシオ ノブアキ
西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03/25 |
形態種別 | 国内学会誌(その他) |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 庄野潤三小説の文芸史的意義と「第三の新人」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本文芸学 |
巻・号・頁 | (50),199-213頁 |
概要 | 第三の新人」と称せられる、吉行淳之介・安岡章太郎・遠藤周作・阿川弘之・小島信夫・島尾敏雄の小説世界は、庄野潤三との共通性が認められる。それらの共通性を概観した上で、庄野の代表作である『プールサイド小景』、『静物』、『せきれい』を読解しそれらの特質を考察した。「第三の新人」小説の方法と表象世界の本質を日常性だと定義すると、庄野潤三の小説が、その日常性を最も純化し透明化する方法を求めており、「第三の新人」文芸の典型であることをその文芸史的意義であると結論づけた論考である。 |